雑記43 サッカー: ゴディンが体を痛めたがピッチに留まっていたら劇的なゴールを挙げた話
雑記 サッカー: ゴディンが体を痛めたがピッチに留まっていたら劇的なゴールを挙げた話
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何年前の話なのか、サッカーのウルグアイ代表で、今はわからないが当時はアトレティコ・マドリードに所属していたゴディンという選手にまつわる興味深いニュース記事を読んだ記憶がある。
(確かめてみたところ、日本時間 2018/11/11 2:30ごろに終了したと思われる試合。現地時間2018/10
リーガ第12節の、アトレティコマドリードのホーム戦で、相手はアスレティック・ビルバオ)
(アトレティコが3-2で勝利。)
(関連記事を探してゴールコムの記事を読んだところ、グリーズマンがゴディンのゴールをアシストしているようである。グリーズマンがアトレティコにいた時代があったことを忘れていたので、懐かしく感じる。)
ゴディンの所属していたチーム、アトレティコにとって、とても大事な試合において、ゴディンは体の一部を痛めてしまった。
交代枠は使い切られていて、他の選手と交代することはできない。
ゴディンは困ったことになった、と思ったようである。
ゴディンが驚いたことに、監督のシメオネは、ゴディンに対して「ピッチにそのままとどまって、ゴールの割と近くに、とにかく立っているように」という指示を与えたらしい。
監督のシメオネは、
相手チームには「ゴディンの怪我の重さや、どのくらい動けるか」という事情は本当のところははっきりよくわからないので、緊急の治療が必要ない限りは、身動きがほとんどできなくても、「ピッチ内に存在しているだけでも」 相手チームにとっては何か正体不明の不気味な存在として感じられるのではないか、と考えたと思われる。
シメオネは、「止まって動こうとしない相手選手をどう警戒するか、という問題は、ディフェンス側にとって簡単に割り切って考えられる問題ではないことを経験上知っていた。」という意味のことを語っていた。
驚くことに、試合の最後の最後に、ほとんど身動きができないゴディンのところにちょうどボールが転がり込んできて、ゴディンはそのボールに反応して決勝点を決めることとなった。
「もうダメだ、望みは絶えた」 と思えても、物の見方次第で意外と活路があることがある、という教訓として自分の記憶に残っている。