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雑記40 サッカー、岡田武史さんと西野監督の対談で面白く感じた話、2018年W杯


■ サッカー、岡田武史さんと西野監督の対談で面白く感じた話、2018年W杯



岡田武史さんと西野監督(当時)が、2018年のワールドカップの後で、日本代表の戦いを振り返っての対談番組を昔見て面白く感じた。

その中で面白いと思って印象に残ったシーンがあって、そのことについて備忘録として文言にしておきたいと思っている。

岡田さんが日本対セネガルの試合についてコメントをしていた。

以下は、岡田さんが話していた内容を、筆者が筆者の言葉を用いて、言い表そうとしたものである。


■岡田武史さんが話してた話の内容

以下は、岡田武史さんの発言を筆者の言葉で言い表したものである。


「自分がセネガル戦を見ていて、誇らしく思い、とにかく嬉しく思ったのは、これから述べるような内容のことである。

今までずっとアジアのチームと言うのは、自分より格上の地域のチーム、
(筆者としてはこれはつまり、ヨーロッパ、南米(メキシコを含むラテンアメリカ圏)、アフリカを指すのだと思うけれども)

こうしたチームとワールドカップのようなビッグトーナメントで戦うと、試合の最初は戦う意欲、戦う意志がはっきりあっても、格上の相手に先に1点目を入れられると、あからさまに心が折られてしまって、萎縮し、弱々しい気持ちになってしまう。そういうことがずっとあった。日本代表も、他のアジアの国も、どこもそういうことがずっと続いていた。
格上だと目されている相手に、先制点を決められると、その時点で気持ちが「しゅん」となってしまう。
それが自分としてはずっと悔しかったし、悲しかった。

日本はこのセネガル戦で、セネガルに先制された。その時に日本代表チームは、自分が見ている感じだと、全く心が折られた様子や萎縮した様子がなくて、心の中でファイティングポーズを取り続けていた。その後、日本は追いついてスコアは1対1になった。

その後セネガルは、また勝ち越した。スコアは2対1になった。その時も日本代表は心は折られておらず、萎縮しておらず、心の中ではっきりとファイティングポーズを取り続けているように感じられた。その後、日本はまた追いついて、試合は結局2対2の引き分けになった。

日本は試合に勝ちきることはできなかったけれど、自分たちより格上なんじゃないかというチーム相手に、先制点を入れられて、その上で全く気持ちがくじけていなかったし、萎縮してもいなかったし、心のファイティングポーズを最後まで取り続けることができていた。
自分としては、そのことが一番誇らしく感じられ、嬉しく感じたことだった。」

以上が、岡田武史さんの発言の趣旨である。

■余談、日本対セネガルの試合前の下馬評について



ちなみに、この日本対セネガルの試合はグループステージの第2試合であって、日本もセネガルも、ともに1試合ずつ消化している状態である。

日本、セネガル、ポーランド、コロンビアの4チームが同じグループに所属していたがこの4チームはすべて1試合ずつを消化している状態であった。

4チームが1試合ずつ、試合を消化した段階で、「この中でセネガルが頭1つ抜けて1番強いのではないか」と言う見込みが、岡田さんの周囲では、はっきりした声として聞こえていたようである。日本対セネガルの試合が始まる前の段階において、セネガルの方がはっきりと日本代表よりも格上だと言う見込みが多くのサッカー有識者の頭の中にあったようである。

「オカダ、お前の国の代表がこれから試合をするセネガルは、多分グループの中で1番強いぞ」と言うことを岡田さんは外国のサッカー仲間の複数の人間から言われたらしい。日本対セネガルは引き分けに終わったが、試合内容の良さから見ても、その結果は日本代表としては良い出来栄えのものであって、試合を観戦した岡田さんは、一緒に試合を見ていたサッカー仲間達から、「オカダ、日本代表は素晴らしい試合をしたな、おめでとう」と言う具合に大いに祝福されたと言う話をしていた。

■終わりに



以上の岡田さんの話が、筆者の頭の中で時折思い出されるので、自分の筆で備忘録として記録を作っておきたいと言うことを思った次第であった。

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OndokuAikouka
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