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リハビリ卒業宣言!
今日は大晦日。
2024.12.25 外来リハビリの期間終了とともにリハビリを卒業しました!
健康保険を使ってのリハビリは、脳梗塞など脳疾患の場合発症から6ヶ月間とされていますが、私の場合辛い事情があって結果的にプラス6ヶ月間となり約1年、
病院でリバビリをしました。
辛い事情に関しては、入院していた頃の日々の記事の中に出てきますが、今思うことなどを含めて、気持ちを整理し追ってnoteに記録 しておこうと思っています。
去年の今頃は回復期リハビリ病院に転院して2日たった頃。
ゆっくりなら杖もなく歩けたけど、腕も指も全く動かなく、自分の腕の重みで亜脱臼していて装具で肩を固定しているのが、うまくいかず痛くて痛み止めをもらいはじめた頃。この装具に関しても色々あったっけ。
あれから一年。
脳梗塞で機能しなくなった脳は治ることはなくて、それでも失った機能を他の脳が新たに担って、動かなかった身体などの機能が回復するのだそうだ。なので怪我などと違って100%の回復はない。それでも身体の動きに関してなら、今は90%くらいまで回復できたと思うを。
脳の疲労感などを思うと、もっとずっと回復度は下がってしまうが、仕事は在宅だし生活に大きな支障はない。
リハビリは薄紙を重ねるような努力の積み重ねで、いかにほんの少しの成果を見つけられるかが大切だったと思う。リハビリをされている方が「必ずしも努力は報われるものではない」という言葉をつづっているのをnoteで時々見かけるが、私はそんな事はないと思っている。思うようなスピードで回復しなくても、めげずに続ければ「あれっ!」と嬉しい発見があるはず。
そんな嬉しい発見を共有できる療法士さん達の存在も大きくて、自分自身も喜びたいし「一番親身に診てくださっている方達を喜ばせたい」と思う気持ちも私は 大きなモチベーションになった。
この一年で担当してくださった療法士さんは、理学療法士と作業療法士と言語聴覚士合わせて7名。その他に担当ではないけど親密になった言語聴覚士1名。全員もれなくほんの些細な回復も報告したくなるような療法士さんだった。
凄く回復を感じた時には、おこがましくも私のケースを成功例としてお役に立ててもらえたらいいなあとか、辛い時は患者気持ちをたくさん知ってもらってお仕事に生かしていただきたいなどとと思い、言葉を選びながらもけっこう包み隠さずなんでも相談したし、いろいろとたくさん話をした。そして、レスポンスをたくさんいただいた。
娘より年下な彼らと、彼らの両親と同世代の私はワンチームとして、私は彼らをリスペクトして信頼関係が築けたと思う。
きっと療法士さん達が私によりそってくれたのだろう。いい方々に出会えてほんとうによかった。
脳梗塞という一線を超えてしまった身体は、生涯血圧を管理するための服薬が必要で、動かなくなった身体はたとえ動くようになっても、普通の人よりずっと固まりやすいのだそう。固まらないようにトレーニングやメンテナンスは、これからも必要。
メンテナンスとしてまだ鍼治療は重要で、これも徐々に治療の間隔をあけられるようになるのが今後の目標の一つ。
そして、筋肉をつけて身体の動きを安定させるのも目標の一つ。
トレーニングはこれからもずっと続くでしょう。もはやトレーニングが趣味となりつつある。
メンテナンスとトレーニングのフェーズに入った。入ってなくても入る!
ひとまず、リハビリは卒業です。
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芯太く右上がりに実り多い一年を祈願。
来年つくるお正月飾りは、さらに強くなった私が幸せがふりそそぐ一年になるようにと、ふりそそぐイメージで作りたいと今から妄想しています。