【エヴァ考察】Evangelion Markシリーズ
終わらないと言われていたエヴァンゲリオンがついに完結しました。とはいえ、いまだ謎は多く残され日々たくさんの考察が提出されています。考察班としてはやっとこれから、ということでにわかですが幾許か貢献できればと記事にしていきます。
考察の第1弾として取り上げるのは、Qから登場したエヴァMarkシリーズ。
以下、シンエヴァのネタバレありますのでご注意ください。
1.名前の由来
ご存知の通り、エヴァンゲリオンは聖書から設定を引っぱることが多く、この’’Mark“シリーズも例に洩れません。
聖書にはまったくの門外漢ですが、聖書でMarkといえばマルコ。
そう、マルコMarkは使徒なのです。
つまりエヴァMarkシリーズとはエヴァ使徒シリーズといえるのです。
ここで思い出してほしいのですが、Markシリーズのエヴァは、天使の輪、破壊光線、単独飛行、侵食攻撃、電源不要といった使徒にみられる特徴を備えていました。
2.誕生秘話?
Markシリーズは本編で突然の登場でしたが、没シーンにサイドストーリーめいたものが描かれています。破の3号機事件の没カットには、次の台詞があります。
3号機事件が、第9使徒の殲滅に加え、裏ではゼーレによるエヴァと使徒の融合の実験も兼ねていた、ということです。
そしてゼーレは、この実験を踏まえてある機体を完成させます。破は、みんな大好き真のエヴァンゲリオン、Mark.06の登場で幕を閉じます。
天使の輪を着けて単独飛行しています。これを皮切りにQでは冒頭からMark.04シリーズが登場します.
今回は以上になります。ご意見・感想等あればよろしくお願いいたします。
3.対抗するヴィレ(追記)
書き忘れてました。これまでみてきたように、ゼーレはエヴァと使徒の融合を試み、Markシリーズに結実しました。
これに対し、ヴィレもシンエヴァで似たことをします。新2号機が光の巨人化するシーンです。2号機に注入されたエンジェルブラッドは使徒の血と言い換えることができます。ヴィレが到達したもうひとつのエヴァと使徒の融合。
壮大な音楽、叫ぶアスカ、ブラッド注入の音、印象的でした。ジブリ『もののけ姫』のダイダラボッチを思い出すシーンでもあり、個人的には戦闘シーン含めもっと見たかったです(13号機おそるべし)。
※追記2021/3/27
画像:©khara/Project Eva.