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あさイチ

あさイチの今朝の特集、「教育やりすぎ」が今朝の私にズーンときた。
(ちなみにうちの子:玉助 はまだ5歳)

もうすぐ誕生日の玉助。といってもまだあと2週間あるのだけれど、同居するおばあちゃん(たまこの母親)が孫に言いくるめられて、おもちゃを買いに行くという。
私がたますけに「買ってもらっても誕生日まで開けないのだよ。誕生日プレゼントなのだから」と言うと、
「うん、分かった!」と言っていた玉助。

で、帰ってきた玉助は、興奮で落ち着かず、「開けたい、開けたい」とウロウロしている。
私は約束したのだから、というスタンスなのだが、開けたいのに開けられない、と悶え苦しむ孫を見ていられなおばあさんを味方につけ、最終的にその日に私に隠れてプレゼントを開けてしまう玉助。

この時の私のイラっ!は約束を破られた怒りなのか?それとも、私の言いなりにならなかったことに対する怒りなのか・・・?

よく分からなくなってしまい、とりあえず傍観していると、私に隠れてコソコソとババに色々お願いして、電池を入れようとしている。

私に分からないようにやりたいけど、ババは機械音痴だからどこにどうやって電池を入れるか分からない。ジジに聞いても分からない。

最後にババを引き連れて私に
玉助「お願い、電池入れて!」
ババ「私が責任取るから電池入れてあげて!」

何の責任だよ、この子は私の子だよ、と思いながらも、もう私の中の怒りは消えている。私は戸惑っていた。
まだ小さい子どもに強すぎる我慢を強いることは良いことなの?もしかして無理なことをさせている・・・?

人生に多少の我慢は必要だし、それには経験が必要だけど、それってどれくらいの我慢なんだろう?

私の困惑をよそに、電池の入った新しいおもちゃを手に、ご満悦の玉助。
無邪気で素直にかわいい。
こんなに喜んでいるのに、私は何を阻む必要があったのだろう?

でも何でもヨシヨシ、だと怖い大人ができあがるのでは・・・?

寝る前に玉助に聞いてみた。
「なんで嘘ついて開けたの?」(私的にはとても優しく聞いたつもり・・・)
玉助「もう我慢できなかったの。」
たまこ「その前にママに相談してみようとは思わなかった?」
玉助「・・・思いつかなかった!」

そこでハッとする。玉助はもう本能的に私に相談してもダメって言われるに決まっている、と判断していて、だから相談しようなんて思いつかなかったのだ。

ママに何でも話してね、なんて言っていても、どーせ、って思われてしまっていたのだ。まだコミュニケーションが取れるようになって数年の間柄なのに。。。

ガーン!

これではきっともっと大きくなったら、大事なことは絶対私には話さなくなる。
私は大事なものを失うことになるかもしれない。

まだ5歳?もう5歳?

私は大事なことは人に相談しない。父や母に嘘もつく。その方がうまくいく、と思っているからだ。

日々の積み重ね。言っても無駄だという気持ちの漬物によーく味が染み込んで、もう抜けることはないでしょう。

玉助に大事な人が見つかるまで、私が相談できる人でありたいなぁ。
だったら相談したくなる人にならんとなぁ。
スマホに残る、もっと小さな頃の玉助の動画を見て、一人涙するたまこです。

そんなことをグルグル考えた翌朝のあさイチがこんなテーマだったので、
あー、世の中の人々も同じようにいろいろグルグル悩んでいるのだなぁ。
私ひとりではないのだなぁ。

がんばろっと。

と思った朝イチでした。
(その横でババが「たまこは玉助がまだ5歳なのにやりすぎじゃない?」などとグチグチ言っていたのですが、この人も過去に思いを馳せていろいろと思うところがあるのかもしれない、と思うと、怒りも沸かずにやり過ごしました)

今玉助はこども園に行っています。
はやく会いたいなぁ。

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