僕がなぜ整体師として自分の店を持つことになったのか
今日は自分が整体院を開業した理由と経緯を書いてみようと思います
僕は元々どこにでもあるマッサージ店に勤めていました
人に喜んでもらう仕事にやりがいを感じていました
仕事は割と好きなほうだと記憶しています
マッサージ業界にいたトータル約4年の間に、勤め先が閉店することを3回も経験しました
無理な勤務形態で体調も崩して、商売道具の自分の親指も傷めてしまいました
さらに元々完全歩合の給料だった上に、社会保険も無いような仕事でしたので、将来的な不安を感じて、一度業界自体を離れて、全く違う仕事に10年程就いていました
その別な仕事も好きな仕事でしたが、将来的に目標があるわけでもなく、モチベーションが徐々に下がりました
そこで自分が一番モチベーション高く仕事をしていたのはいつだろう?ともう一度自分を見直して、もう一度やりたいと思った仕事が、今の整体院業界でした
傷めた指や体調を崩した前の経験を踏まえて、同じマッサージ業界に戻っても長く仕事を続けられる想像はできませんでした
その頃の整体・マッサージ業界の情報収集の為に本屋さんで業界誌などを見ていたとき、現在の僕の師匠である中山建三先生の本が、たまたま目に入りました
何故かその本が気になり読んでみると、自分がマッサージ業界にいた頃の不安・思い・考え方と全く同じ事が書かれていて、自分と同じ考える人がいるんだと驚きました
さらにメインとしている施術方法もお腹をさわるという、患者さんに刺激の少ない施術で、施術者の体の負担も少ない施術方法でしたので、前のマッサージで傷めた自分の指でも無理なくできると考えました
自分が整体師として生きて行く為に、この人の技術と理論を勉強したい!
という思いが強くなりました
幸いこの中山先生の治療院には、整体学院という生徒に教える制度が用意されていたので、すぐに連絡を取り、2ヶ月後にこの治療院のある神奈川県に引越して、そこから約2年の修行生活に入ることができました
僕はマッサージ店での経験があったので、比較的早く実際の患者さんの施術に入る事ができ、2年という短い期間で、開業をすることができました
実は僕は開業したいとか、自分の店を持ちたいとか、そういう欲は一切ありませんでした
自分がやりたい施術の方法であれば、誰かの下で働くことも全然苦になりません
ですが、このお腹の技術で施術をしている方は、住んでる宮城県では1人もいなかったので、誰もいないなら自分でやるしかないと思って開業をしたのが、「おなかの整体院やんべ」のはじまりです
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