手作りピザを始めた話(入門編)
僕がピザを初めて食べた概ねの時期を僕は特定できる
それは1976年3月、中学2年が終わる春休みのこと。家族で遠出していて迷子となり、お腹が空いたというのに行けども行けどもお店がない、そしてようやく見つかったのは、何故か山中にあった当時とても珍しかったイタリア料理専門店。存在だけ知ってた「ピザ」の文字をメニューに見留め、歓喜してオーダーして届いたのは、具材一切なしの…ピザ。ピザ? あれは、今でも謎の出来事だった
まあそんな昔話はどうでもよくて(本当はよくない、聞いてくれる人がいたら初めて行ったシェーキーズが今とは全く違う形態のお店だったこととか喋り尽くしたい)、最近のマイブームからの目覚めについて
今年、少し前から市販のとても安いピザに、トッピングを加えるのにはまっていた。こんな感じ↓
これら、そもそも安いんですよ、1ホール(350gくらい)400円前後。1食は半分だからなかなかのコスパ
だけどね、根っからの貧乏性にはこれさえも贅沢品。だから当然「自分で作ったらもっと節約できるのではないか」と思い至ってしまったわけなのです
初めて作った薄力粉のピザ生地(薄力粉しか持ってない)。栄養バランス信者である僕は欲張って蕎麦粉を20%配合、「もっちり」からはほど遠く当然ぼそぼそになる
リベンジピザ生地、今度は蕎麦粉の配合10%に抑える(というかどうして小麦粉100%で作らない!)
そして新しい生地でさっそくピザ作り
うーん。ぼそぼそではなくなったけどもっちりにはまだ遠い。10%でも蕎麦粉が多いのか、捏ねる時間が足りないのか…あ、というかそもそも薄力粉ではもっちりとはしないんじゃなかったっけ?
そこで改めて確認してみると「薄力粉で作るピザ生地はクリスピータイプ」になると書いてあるじゃないか!
どうやら僕は、生地の作り方を盛大に間違っていたみたいorz
気を取り直して、残りの3枚もちゃんと食べて、懲りずにピザ生地作りを続けましょう