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自分の本当に求めていることに、意外と気づけてないなぁ。

と、実感してる今日この頃。

友人がライフコーチを始めるということで、モニターとして、コーチングを受けている。
初回の面談で、求める理想像を、「『劣等感』と上手に付き合いながら、私にとっての身近な人を丁寧に理解して、一生柔軟に変化し続けられるオオナギキキ」と設定した。


次に、大切にしている価値観も洗い出したのだが、たーくさんある言葉の中から選定して、最終的に選出されたのは、「自由である・繋がる・楽しむ」の3つ。しかも、その3つの価値観からイメージされる言葉の中に2回も出てきたのは、「新しい」だった。新しさがどうも大切な様子。

自由である=選択する/水色/フラット/すべて手に入る/幸せ/新しい ・・
楽しむ=  相手がいる/新しい/力が湧いてくる/対話/リズミカル ・・

ストレングスファインダーは既に受講したことがあったので、3回面談を終え、今回からフリーテーマで話をすることになり、数日前から悩んでいることを話題にあげた。誰にどう相談しようと悩んでいたので、彼女に相談する機会があったことに感謝だ。

私は、幼い頃から劣等感や、仲間に入れないことに敏感だ。

おそらく、長くイジメられていた過去や、優等生を演じて友達が少なかったこと、個人競技ばかりやってきたことが要因と、自分なりに解釈しているが、このネガティブな感情は、ヒョッコリ顔を出す。

克服したと思っていたけれど、今でも時折出てくる感情なので、思考の癖として、うまく付き合っていきたいなぁと現状の気持ち。

相談内容としては、新しいコミュニティ(岩熊さんの)に入って、企画に参加しているのだが、役に立ててない。ということを話した。

いくつか質問を受けながら、”私は必要じゃないんだ”という出来事を通じて、『相手が自分にどう思っているかという、相手の判断や事実ではなく、私自身が状況を推測し、判断し、役に立たないと感じてる』という所まで伝えることができた。

そこまで話して、すぐに感じる”私って役に立たないんじゃないか病”に侵されてることに気づけた。
ウジウジ虫が大きくなってる。
そもそも、誰も何も言ってないのに。

どういう時に、病を感じやすいかという質問があったので、
「新しいことにチャレンジする時。特に、集団に入って、他者と比較してしまう時。」と答え、まさに今じゃん。と自分にツッコんで笑った。

対話は続く。

友「新しいことを始める、新しいコミュニティに入って過ごすときって、どんな気持ちなの?」

私「大海原で、バッサバッサやってくる荒波に、のまれている感じ。アップアップしながらも、早く島が見えないかなぁ。通りがかりの船が助けてくれないかなぁ。船から練乳投げてもらって、栄養補給させてくれないかなぁ。わぁ溺れそう、あっぶな。って思ってる。」

友「それって、ひと言でいうとどんな感情?」

私「期待と不安。いや、期待と恐怖が入り混じった感情。」

と答えて、“めっちゃ苦しいやん、新しいこと。”と思っていたら、友が爆笑しながら、

「楽しそうだよ」と言うではないか。

えーー、こんなもがきながら苦しい話をしてるのに、楽しそうって何?って言いながら、私も爆笑してた。

彼女は続けて言った。「文字や言葉にしたら、苦しいように感じるのかもしれないけど、キキ、めっちゃイキイキしゃべってるよ!とっても楽しそう」

・・・

確かに、正しい気がする。

でも、でも、でも・・・苦しいの嫌だ。
私にとって、一番苦しかったのは、結婚できないということで、やっと婚活を終えて、安穏とした日々を送ろうと思っているのに、私は、また苦しいことをしようとしているのか。凪いた海で生きていけると思ったのに・・

友「結婚した後、心穏やかな日々を送れるチャンスあったよね。1年前、仕事が嫌で辞めたくて、専業主婦になるという選択肢もあった。彼も辞めていいと言ってくれていた。」

「はい、そうです。」

友「だけど、結局辞めずに、結構しんどい会社に残っている。」

「はい、そうでございます。」

友「わざわざ、産後すぐに、岩熊さんの企画、しかも難しいと言っていた方に、申し込んだ。」

「おっしゃるとおりでございます。

はい、私がすべて選択し、かつその選択はどちらも最高だったと思っておる次第です。」

そう言って、二人で笑った。

穏やかで凪いた海の中を生きていきたい。と思っていたが、きっとつまらない。バッサバッサやってくる荒波を、乗りこなしていく人生こそ、私らしさだ。自分の本音、意外と分かってないな。

そう思えたら、ウジウジ虫は小さくなっていた。

ウジウジ虫が小さくなると、やりたかったこと、連絡したかったことが、次から次へと出てきて、悩んでいたことは、今のところどうでもよくなった。

だって、始まったばかりじゃないか。

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