日立で渡辺温の聖地巡りをした話(2日目
一日目は興奮してとても眠れなかった。
何が如何と云う譯では無いけれど、とにかく情報量が多いと感じた。
温が過ごした町、温の心象風景に多少なりとも影響を与えたであろう此の町を五感で感じる事は、僕にとって非常に刺激が強かった。
目で見る景色、百年前と變わらないであろう波の音、虫の聲。常磐線の音、町の匂い、空気、あらゆるものが毛穴に刺さり、僕の細胞をずっとざわつかせて居た。
この町の總てが僕を揺さぶって居る。
一日中歩いて居たのに3時頃まで全然眠れず、4時にも目を覺まし、6時には