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No.090 史上初の東アフリカ3カ国共催

アフリカサッカー界に新たな歴史が刻まれようとしています。2027年、アフリカNo.1を決める大陸選手権が、東アフリカ3カ国での共同開催という史上初の形で実施されることが決定しました。6月開催の予定で、ヨーロッパのクラブシーズンとの日程的な軋轢も少ないと期待されています。

しかし、開催まで2年という限られた時間の中で、準備は順調に進むのでしょうか。開催予定の3カ国それぞれの特徴を見てみましょう。

ケニア

アフリカの中でも特に知名度の高い国の一つです。
開催都市は:
- 首都ナイロビ
- エルドレット(標高2,200m)
特にエルドレットは、マラソンの聖地イテンに隣接する高地。この地の標高は、ケニアにとって大きなホームアドバンテージとなることは間違いありません。

ウガンダ
開催都市は:
- 首都カンパラ(標高1,200m)
 - 国内最大のナショナルスタジアムが舞台
- ホイマ

2017年、ワールドカップ予選でカンパラのナショナルスタジアムに行きました!


カンパラは赤道直下にありながら、年間を通じて快適な気候が特徴です。カラッとした空気で、夜は涼しく、サッカー観戦には理想的な環境。日本からの出張者が「帰りたくない」と感じるほどの過ごしやすさを誇ります。

タンザニア
3都市での開催を予定:
- アルーシャ
- ムワンザ
- ダルエスサラーム

大会の魅力
これら3カ国は、中東から約5時間というアクセスの良さも魅力です。さらに、各国が誇るナショナルパークでの野生動物観察など、サッカー観戦と観光を組み合わせた新しい楽しみ方も提案できます。

ただし、アフリカの大会では直前での開催地変更も珍しくありません。施設建設の進捗状況など、まだまだ懸念材料はあります。東アフリカ3カ国による歴史的な共催が実現し、新たなアフリカサッカーの一ページが開かれることを願ってやみません。

工事の進捗状況については、今後も随時お伝えしていく予定です。アフリカサッカーの新たな挑戦に注目です!

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