#10 言志四録 佐藤一斎 #読書感想文
佐藤 一斎(さとう いっさい、安永元年10月20日(1772年11月14日)- 安政6年9月24日(1859年10月19日))は、美濃国岩村藩出身の儒学者。
・「独りでいるとき、心を欺くようなことはしていないか。独りで行くとき、自分の影に恥じるようなしていないか、独りで寝るとき、自分の寝具に恥じるようなことはしなかったどうか。そして自分の心が安らかで愉快に楽しんでいるかどうか」と。
このように反省する心を持っていれば、心は決して放漫にはならない。
常に意識をハッキリしておくことは重要だ。人間の心は揺れ動き無意識になって感情を揺さぶられる。意識をしっかりもって思考停止ならないこと。一生懸命という行為の恩恵はそういう事かもしれない。いつも意識して自分の心に問いかけ、考える。いまは全然できないけど、意識的に生活できるように意識していこうと思う。
・心はつねに平静であることが肝要である。平静であれば心も安定する。同様に気も安らかであることが大事である。
気が安からであれば、何事も率直に行う事ができる。
では平静である為にはどのようにしたら良いのか。それは平静である為にはどうしたら良いかをいつも意識しておく事が重要だ。今幸せであれば、明日も幸せ。明日も幸せであれば、明後日も幸せになる確率が高くなる。逆に今不幸だとしてもそうだ。勘違いしてはいけないことは、状況のことではない。自分の心が幸せを感じているか、不幸を感じているかという事。心を幸せにすることにフォーカスする。大変難しいことではあるが、人生をかけてやっていく必要はあると思う。今のところ私は幸せという感情は常に心に感謝の気持ちを持つ事だと思っている。だから、声にだそう「ありがとうございます」と。何度も何度も。そうすると感謝する出来事があちらからやってくるだろう。