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Omotenaコーディネーターについて〜Part1〜

はい。ヒロッシーです。
今日も元気ハツラツにお伝えしていきたいと思います!

さて、今回は3回に渡って「Omotenaコーディネーター」についてお伝えしていきたいと思います。

Omotenaのコーディネーターは、旅行者が訪れている町の「地元の方」であり、また、旅行者からのリクエストに対して、地元民ならではの視点で旅先のアドバイスをする方のことです。

Omotenaコーディネーターは、どういうフローで旅行者(以下、ツーリスト)の方とやり取りしていくのか?
そのフローの中にはどういうものがあって、具体的にどのように進めていけば良いか?
また、コーディネーターになっていただける方に求めることとは?

この辺りを深掘りしてお伝えしたいと思います。

そして全3回のラストには、「コーディネーターになってみたい!」という方向けのお知らせもありますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

Omotenaコーディネーターに求める2つのこと

① 地元住民ならではの視点

1つ目は「地元住民」ならではの視点です。

ちなみに僕は京都左京区の賀茂御祖神社(下鴨神社)の近くに住んでいます。
下鴨神社は世界文化遺産にも認定され、京都三大祭りの「葵祭」や癒しスポットである「糺の森」などもあり、京都でも有名な観光地の一つでもあります。

たとえば、ここへ旅行に来る方がOmotenaを使い、「良いランチの場所はありますか?」とリクエストが来たとします。
そうなれば、僕は地元民でもあるので、提案できるオススメのランチの場所を何件か思い浮べることができます。

地元ならではの美味しい食堂があります。
また、みたらし団子発祥の地としての有名店もご紹介できます。

もちろん、自宅から少し距離は離れますが、四条河原町でも岡崎近辺でもオススメのお店も僕は知っていますので、その地域のリクエストがきたとしてもご紹介できます。

このように、地元だからこそ知っているオススメのお店などを、リクエスト内容に応じて、お伝えしていくこと。これがコーディネーターに求められる大切な点となります。

また、たとえば、ツーリストから「ランチ後どこか癒される場所はありますか?」と連絡があれば、迷わず下鴨神社近くの「糺の森」でゆっくりすることを僕はオススメします。

この糺の森は、樹齢6百年から2百年の樹木が約6百本にも数えられ、森林生態学、環境学などの学術分野からも、たいへん貴重な森として有名です。

空気がとても綺麗な「糺の森」

ツーリストが漠然と行き先を訪ねてきたとしても、コーディネーターから「ランチ後、ゆっくりされるなら「糺の森」がオススメですよ」とお伝えしても良いと思います。

また、たとえばカップルで来ているのであれば、糺の森を抜けたところにある「縁結び」で有名な「相生社(あいおいのやしろ)」に寄ることなどもオススメします。

こうして、コーディネーターは地元民ならではの「オススメ場所」「ツーリストが喜んでもらえような場所」を伝えていくようにします。

② 自分ならではの伝え方

そして2つ目は、ツーリストに対して、ただただ情報を伝えるのでなく、「自分ならではの伝え方」で、ツーリストに知ってもらうようにすることです。

行き先のURLをポンと貼り付けてはい終わり。
でははなく、
「ここはこういうところで、特に○○がオススメですよ」
「私はこの場所で、このように利用していて、とても良い場所ですよ」

といったお伝えの仕方で、まるで地元に親しい友人がいるようにお伝えすることを心がけてほしいと思っています。

コーディネーターには、特にこのアプリの名前にある通り、ぜひ「おもてなしの気持ち」をもってツーリストとのやりとりを進めてください。

コーディネーターの推奨環境について

旅行者(ツーリスト)へ旅先のコーディネートをする場合は、スマホでも可能ですが、PCのブラウザをご利用いただくことをマストとしています。

PC対応について

また、ツーリストからの通知は、PCで受け取ることも可能ですが、スマホのOmotenaアプリで受け取ることもできます。

アプリ対応について

コーディネーターとして活躍する方の理想の通信環境としましては、

① ツーリストからの通知はスマホで受ける。
② PCを使い、コーディネーター用のマイページから、ツーリストへ返信を行っていく。
 

といった状況にできればベストと考えています。

たとえば、コーディネーターになられた方が、家でゆっくりテレビを見ていたとします。
そんな中、スマホアプリ「Omotena」(コーディネーター登録を済ませたもの)に「ピローン!」と通知がきました。

スマホに通知がきた画面

通知内容を見れば、ツーリストからの「リクエスト」が!
そこで、  PCを開き、そのツーリストへ提案内容を書いていく。

こういった利用シーンを想定しています。

PCでもリロードをすれば通知を受け取ることはできますが、例えば、家事をしていて、PCの前にいられない時、スマホならポケットなどに入れておけば通知がきたことがわかりやすくなります。

そして、ツーリストへの返信は、なぜPCが良いか?
それは、やはり打ち込むのが早いから。です。
ツーリストへお店のURLやMAPなども知ってもらうためにコピペするなど、PCのほうが素早く対応できることもあります。

つまり、スマホは通知を受け取るツールとして、PCはツーリストへ返信するツールとして活用していただきたいと考えています。
※PC作業ができる時間をある程度確保できる方は、PCで通知を受け取っても問題ありません。

次は、コーディネートを行うフローについてです。

2つのコーディネートフロー

コーディネーターは2つのコーディネート方法があります。
1つは、ツーリストからのリクエストに応えていくコーディネート。(これは前回の記事でお伝えした内容ですね)

2つ目は、コーディネーターから提案していき、それに対してツーリストが応えていき進めていくコーディネートです。

1つ目のコーディネートフローからご紹介します。

ツーリストのリクエストにこたえる

旅行者からのリクエストに応じるパターン

ツーリストから届く「リクエスト」を受け取ってコーディネーターは、旅への「提案」をします。

「リクエスト」はたとえば、以下のようなものです。

今、家族(大人2名、子供(小学生)1名)で京都旅行に来ています。
明日、祇園あたりで美味しい和食を食べたいと思っていますが、オススメを教えてください。

京都に一人旅行に来ています。今は、嵐山にいますが、夕方から四条河原町のほうに行きます。そこで知人と会って、今晩、2名で四条河原町あたりで晩御飯を食べる予定ですが、オススメのお店はありますか?
落ち着いた感じの雰囲気で、お酒も飲めるお店が良いです。予算は一人4000円ぐらいで考えています。

こういった、旅行者(ツーリスト)からのリクエストに対して、コーディネーターが提案をします。

その提案に対して、ツーリストから"依頼"が来たら、 その提案の内容をコーディネートしていくこととなります。

また、コーディネーターからツーリストへ連絡できる回数は決まっています。
(1回目)ツーリストのリクエストに応じてコーディネーターから提案をする。
(2回目)
ツーリストがその提案内容で「お願いします」となり、コーディネートを依頼する→コーディネート内容をまとめて詳しくツーリストへ送る。

※1回目の提案の時点で、ツーリストの方がこの内容でOKとなり、「早期終了」をする場合もあります。その場合は、2回目のコーディネートをする必要がなくなります。

この限られたやり取り回数の中で、希望に合った提案ができるように心がけてください。

「いつまで」「どこで」「どんなこと」などを提案をしつつ、ツーリストの希望をその中で質問したり、求めている体験について聞いたりしておくと、コーディネートがしやすくなります。

たとえば、ツーリストがリクエストの時点で「希望予算」のことを書いていなかったとします。
その場合は、はじめの提案の中で、「希望される予算はありますか?」など入れておくと、ツーリストが依頼をお頼みする時には、その返事をしてくることとなります。
そして、その返事(たとえばランチの予算2000円程度など)に応じてコーディネート内容が検討できるようになります。

ツーリストからコーディネート依頼が来たら、リクストされた内容の情報を伝えながら、そのエリアならではの楽しみ方を伝えましょう。
その前後の時間の過ごし方も交えながら、自分ならではの方法で提案をしてあげられると理想です。

そして、良い体験はレビューを通じてコーディネーターへの評価にも繋がることとなります。

「OmotenaコーディネーターについてPart1」はここまでとなります。

次回は、ツーリストへのもう一つの提案方法である「フリー提案」についてや、コーディネーターになっていただく方へ求めることなど詳しくお伝えしたいと思います。

Omotenaコーディネーターになられる方は必見の記事となりますので、ぜひ次回の記事もお読みいただければ幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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