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ぼくは明日、童貞卒業する。

この記事は、ノンフィクションである

タイトルの通り、ぼくは明日、童貞を卒業する。人生19年目にして、最大のイベントだ。人生の第二章幕開けである。

この手の記事は「童貞卒業」などパワーワードを使いながらも、そのほとんどが「ディズニー童貞卒業」など、チンカスレベルのしょーもない記事である。これには童貞のぼくもがっかりだ。

しかし、ぼくのこの記事は、100%真実である。ぼくは明日、彼女と人生初のセックスをする。まったくもって釣りではない。ゼウスに誓う。明日の夜、noteで詳細を書くとしよう。

今回の記事では、童貞卒業を控えたぼくの現在のリアルな心情を、徒然草並みにとりとめなく綴る。すでに卒業した方は「あのころの懐かしい気持ち」を、まだ卒業していない諸君は「偉大なる先輩の背中」を見る気持ちで、この記事を読んでほしい。

童貞卒業のプロセス

世間で童貞がバカにされるのは、なぜか。セックスをしていないことがいけないのではないだろう。童貞がバカにされる本質的な理由。それは、これまで1度も女に相手にされてこなかった、ということである。

「いやいや、俺は本当に好きな人としかヤんないの」

「捨てれないんじゃなくて、いい人がいないの」

そんなアンチコメントが、画面越しに聞こえてきた。わかるわかる。ぼくも昔は、そんなことを考えていた。しかし、資本主義の社会においては、勝者のみが正義である。

時代に文句を言うのは自由だ。だが、どんなに怒っても、世の中は、そう簡単には変わらない。この時代のこの国に生まれてしまった以上、この国のルールで戦うしかない。悲しいが、平等な社会なのである。

さて、ぼくは、じつに入念な計画を立てて、童貞卒業というゴールまでたどり着いた(まだ)。

ぼくは、そのノウハウをnoteにて、無料で公開しようと思う。もちろん、怪しいサイトに登録させることも一切ない。

童貞卒業だけでなく、人間としても大きく成長できる内容にする予定だ。とりあえず、フォローしてほしい。

とは言え、不安。

この記事を書いているいまは、童貞卒業前夜である。ここまで自信満々に偉そうな文章を書いたが、正直不安でいっぱいである。いま「いっぱい」という文字が「おっぱい」に見えた。

世の男たちは、みな、このような不安を抱えて、大人になるのだろうか。緊張しすぎて吐きそうだ。

一瞬でイっちゃったらどうしよう。穴の場所間違えたらどうしよう。くしゃみしちゃわないかな。勃起しなかったらどうしよう。

そして何よりも、フラグ立てすぎた。

こんな記事まで書いて、この1週間は、ずっとセックスのことばかり考えていた。フラグ立ちまくりだ。あつまれ フラグの森である。こういうことを言っているから19年間童貞だったのだろう。

明日の朝、彼女に生理が訪れたり、急に気が変わったり、ということは想定内だ。もしそうなったら……。というか、そうなる気しかしない。

しかし、それでもこんな記事を書いているのは、ぼくは、明日童貞卒業できると信じているからである。希望がなければ、こんなことはしない。

決意表明

不安でいっぱいだが、漢であるぼくが、ここで引くという選択肢はない。選択肢はひとつ。がんばるしかない、のである。

構成ぐちゃぐちゃな文章で申し訳ない。読む人が少ないと思うと、ついつい力を抜いてしまう。それでも、ここまで読んでくれたあなた。

ありがとう。

お母さん、お父さん、親戚のみんな、友達、先輩、後輩。

ありがとう。

そして、僕の童貞を捨てさせてくれる彼女と、彼女を生んだ両親に。

ありがとう。

最後にもう一度。彼女に。

ありがとう。

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