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夏休みこどもたちの最大の敵!それは…

こんにちは!もうすぐお盆です!
子供たちは夏休みも中盤に差し掛かり、楽しい日々を過ごしていることでしょう。お盆が終わると夏休みもあとわずか。存分に楽しんでくださいね!


さて、ここで多くの学生にとって最大の難所、いや最大の敵、読書感想文に立ち向かう時がやってきました。

読書感想文の書き方
読書感想文は、多くの学生にとって宿題の中で最も難しい課題の一つです。しかし、正しい書き方のポイントを押さえれば、読書感想文は決して難しくありません。以下に、具体的なステップや例を挙げながら、読書感想文の書き方をわかりやすく解説します。

そんな中、ライターの佐藤友美さんが読書感想文の書き方についてコラムを書いてくださいました。

佐藤友美さん(さとゆみさん)の読書感想文の書き方

ポイント

  • 「本の内容」だけを書くのではなく、「本を読んであなたがどう思ったか」を中心に書く。

分量の目安(だいたいでOK)

  • 本の内容:2割

  • 本を読んで考えたこと:8割

具体的な書き方(宿題のイメージとして使ってください。)

  1. 最初に、本の中で面白かった(または嫌だった)部分について書く。

    • 例1:この本で一番面白かったのは、主人公が友達と冒険に出かけるシーンです。

    • 例2:この本で一番嫌だったのは、悪役が主人公をいじめるシーンです。

    • 例3:この本で一番感動したのは、最後に主人公が家族と再会するシーンです。

  2. 次に、なぜその部分が面白い(または嫌だった)と思ったのかを書く。

    • 例1:なぜなら、私も友達と一緒に冒険することが好きだからです。

    • 例2:なぜなら、いじめはとても悲しいことだし、私も同じような経験をしたことがあるからです。

    • 例3:なぜなら、私も家族が大好きで、離れているときに会いたくなるからです。

プロっぽくする方法(大人向け)

  1. 本を読んで思い出したことを書く。

    • 例1:この本を読んで、去年の夏に家族とキャンプに行ったことを思い出しました。

    • 例2:この本を読んで、友達と一緒に作った秘密基地のことを思い出しました。

    • 例3:この本を読んで、学校のスポーツ大会で優勝したときのことを思い出しました。

  2. その思い出と本のつながりを書く。

    • 例1:キャンプでも自然の中でいろいろな発見があって、この本の冒険シーンと似ているからです。

    • 例2:秘密基地も冒険の一部で、この本の中の探検シーンと重なりました。

    • 例3:スポーツ大会での努力と、この本の中で主人公が困難を乗り越える姿が似ているからです。

  • ①と②の割合は、8:2か7:3くらいが良いです。

村上春樹さんの読書感想文の書き方

コツ

  1. 途中で関係ない話(でも少し本の内容とつながっている話)を入れる。

    • 例1:この本の中で出てくるおいしい料理のシーンを読んだときに、去年の誕生日に食べたケーキを思い出しました。

    • 例2:この本の中で主人公が困難に立ち向かうシーンを読んだときに、学校のテストで頑張ったことを思い出しました。

    • 例3:この本の中で描かれた美しい風景を読んだときに、家族旅行で行った海辺を思い出しました。

  2. その話について自由に書く

    • 例1:そのケーキはチョコレートがたっぷりで、とてもおいしかったです。

    • 例2:テスト勉強は大変だったけれど、良い点数を取れて嬉しかったです。

    • 例3:海辺では貝殻を集めたり、砂のお城を作ったりして楽しかったです。

  3. 最初と最後で、本について少しだけ具体的に触れる

    • 例1:最初に「この本はとても面白かった」、最後に「またこんな本を読みたい」です。

    • 例2:最初に「この本の主人公はとても勇敢だった」、最後に「私もこんな風に頑張りたい」です。

    • 例3:最初に「この本の風景描写が素晴らしかった」、最後に「またこの作家の本を読みたいです」。

これらの例を参考にして、楽しく読書感想文を書いてみてください!


読書の楽しさと重要性


そのままずるずると大人になってしまったので、今頃必死に書籍を読み漁っています。でもそれが楽しい。やっと気づけました。本の楽しさが。自分の子供たちには小学生になったころに伝えています。学校の勉強より本が読めるようになってほしい。
本が読めれば書いてあることがイメージしやすい。 これもとっても大事。
言われて仕方なくやる勉強は嫌いになる率が高いので、進んでおこなう学びは楽しい。

保護者へのメッセージ

テストで良い点とると親は安心するかもしれませんが、大事なのはそもそもそこではないです。 間違えた問題をどうして間違えたのか、もう一度向き合うのがいい。 満点だったら、もうそこの箇所において自信をもっていいので、次のわからないところに目を向ければいいのではないでしょうか。
 
私もそうでしたが、本嫌いになるきっかけ第一弾は読書感想文なのです。
みなさん、テストの点以前にここに焦点をあてたほうがいいです。
あと、本の選び方だってなんでもいいと思うのです。
お子さんが気になったものであれば読書感想文もスムーズにできるのではないでしょうか。

おまけ


なかなか文章をイメージできないときは
こんな本を選んでみてはどうでしょうか?
漫画やアニメ、ドラマ、映画になった作品を選んでみるのはどうでしょうか?画だったり映像化されているので文章よりもイメージしやすくなると思います。
・原作とどんな違いがあったとか。
・この人物映像では全然ちがう。
・ここが気にいらない。


そういうところから感想文をスタートしてもいいのでないでしょうか?
映像化された本を選ぶのはだめってルールもないですし、
あなたが選んだということに意味があります。
読書感想文の宿題、うまくいくことを応援します!

情報参考元
[1] ウェブ制作会社ベイジ - ビジネスに役立つ上手な文章の書き方11のコツ (https://baigie.me/officialblog/2020/06/30/10tips-for-writing/)
[2] もったいない本舗 - 「文章が書けない」悩みを解決します!押さえるべきポイントとは (https://www.mottainaihonpo.com/kaitori/contents/cat07/061-bunsyou-kakenai.html)
[3] 山形県ホームページ - クラスでできる支援ヒント集 (https://www.pref.yamagata.jp/documents/5038/hinnto.pdf)
[4] マーケノート - 文章がみるみる良くなる構成のつくり方・一文の磨き方・推敲の ... (https://markenote.jp/article/3
 

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