一日の終わりは体に癒しの運動を
9月も終わりだというのに、日中の暑さはまだ夏のままの2023年。
今日も午後2時で31℃の晴天である。
夕方になると湿気を含んだ空気になるため、
気温は多少下がっても、体感温度はかえって上がる。
そんな日々が彼岸からこっち続いている。
それでも朝方は薄い掛布団がちょどいいくらいの涼しさ。
昨夜9月29日は、中秋の名月と満月が重なり、
涼しい微風と共に明るい月夜を楽しめた。
明らかに季節の変わり目。
ここ4年程出なかった自律神経失調症・・
回転性のめまいが27日から軽く続いている。
長引く暑さと睡眠不足も重なったせいだろう。
そんなときにたまたま目にした記事が、
自律神経を整える「キャット」という動き。
ヨガやピラティスでもつかわれる呼称という。
脳神経内科医の久手堅司先生が教えてくれた4つの動きを紹介しよう。
1.キャット
背骨全体に刺激を与え、骨の配列を整える。
しなやかな背骨の動きで副交感神経を優位にし、自律神経を整える。
(1)四つん這いの姿勢をとる。
両手は肩の真下で床につく。
両膝は股関節の真下で床につけ、背中は床と平行に。
目線は斜め下にする。
(2)背中を丸める。
目線は真下に。
おへそを内側に引き込むようにして背中を丸める。
肩甲骨を開くイメージ。
(3)背骨をそらせて逆カーブを描く。
お尻から腰、胸、首の順番で背骨を反らせる。
目線はまっすぐ前に向ける。
肩甲骨を寄せる。
(1)~(3)で1回。これを5回繰り返す。
2.股関節まわりのリセット
腰痛を軽減してくれる。
(1)椅子に浅く腰掛ける。
右足首を左膝の上に乗せる。
骨盤をしっかり立てる。
両手で左膝裏を抱え、背筋を伸ばしたまま上体を倒す。
(2)自然呼吸で1分間その姿勢をキープ。
ゆっくり元の姿勢に戻る。
(1)~(2)を反対側の足でも同様に行う。左右各1回。
3.足回りのリセット
足裏のアーチを取り戻すことで姿勢を改善する効果がある。
(1)すべての足指を浮かせる。
(2)親指だけを床につける。
(3)親指を床につけたままで、小指を床につける。
(4)すべての足指を浮かせる。
(5)小指だけを床につける。
(6)小指を床につけたままで、親指を床につける。
4.背中の対角ストレッチ
背中の凝り改善。
(1)四つん這いの姿勢をとる。
両手は肩幅、両膝は腰幅に開く。
(2)右手を左手の前に移動する。
(3)手を床につけたまま、お尻を後方に引いて、踵に近づける。
左脇から背中にかけての筋肉がじんわり伸びるイメージ。
(4)30秒キープ
(1)~(4)を左手を右手の前に移動して同様に行う。
左右各1回。
夜寝る前に行う一日の仕上げ。今日一日重力に耐えて頑張った背骨や足腰をを最後にリセットすることで翌日の準備を整えよう。