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ないかな、ないよな、きっとね、いないよな。

今日は仕事が早く終わるかもしれないから
花火を見に行こう、って夫がそう言った。

車の中から見える場所を探したり

花火もいいけど、フランクフルト的な串に刺さった何かを食べたいとか
結局いつも、花よりだんごなんだよわたしは。

あれやこれやと考えていた。

約束の時間が近づき、ぽよんと入ってきたメッセージには
長引いてます、の文字。

残念、どんまい。

結果、時間に間に合わなくて
家でツナのチャーハンを食べることになった。
フランクフルトもからあげ棒も、串に刺さったものない。

あるのはきのこのホイル焼きだけ。

エリンギを、いれても
夫は気づかない。
全部しめじに見えるんだって🍄


わたしの頭の中では、
若者のすべて/フジファブリック が流れていた。

夏が帰ってしまうとき、だいたいこの曲を口ずさむ。
俳句の季語としても成立するかもしれない。

こんな風に変わってしまった世界で聴くと、歌詞からまた違った意味が見えて来るような気もした。

来年度の音楽の教科書にも載ることになった若者のすべて。
このニュースを、志村さんはどんな気持ちで見ているのかな。


さいごのーはなびにー
ことしもーなったなー

最初も最後もなくて、今年の花火は見ることは出来なかったけど

あるもので作った夕飯をふたりで食べている時間も、花火と同じくらい大切なんじゃないかと


なんねんーたってもー
おもいだしてしまうなー


今日はちょっと何言ってるかわかんないnote。

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星野うみ。
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