届く…
何もかも忘れたい
キミが犯した罪も…
キミが消えた夕焼け空も…
忘れようする度届く手紙に
慣れようと続けた日々…
もう忘れさせて欲しい
辛いんじゃない
悲しいんじゃない
今以上憎みたくないんだ
如何でも良いと思うコトを
増やしたくないんだ………
キミが逃げるのは其れで良い
生きていようが
死んでしまおうが関係ない
只、逃げたのなら
総てを棄てたのなら…
思い出す為の手段迄
消し去ってくれていたなら
こんなにも苦痛を感じずに済んだ…
キミの残りが届くから…
其の遣り方が、何もかも似ているから…
嗚呼…
忘れたいコトだけ増えていく…
忘れたい人が増えていく…
忘れられないのなら
いっそ…僕が消えてしまえば良かったか…