買うことに責任を持つこと
買い物は投票。よく聞きますよね。
大したことは出来ないけれど、普段の買い物で少し気を付けることなら私にだって出来ると始めてみた。
オーガニックなもの、添加物を使用していないもの、ゴミが出ないもの、エコなもの、地元で作られたもの。
私が商品を選ぶときに基準となるキーワードたち。もちろんそれが全てではないし、近くに売っていないものもあれば、値段が高いものもある。それでも、出来るだけそういうものを選びたいと思っている。
特に、地産地消を気に掛けていて、地元を応援したいという気持ちが強くある。地元の農家さん、企業、個人のお店を支持したい。
確かにネット通販は便利。なんでもあって、好きな時間に買い物が出来て、あっという間に家に届く。
だけど。
そこまでにかかる配送や梱包(ゴミになるもの)が与える環境への影響がどうしても気になってしまう。せっかくエコな商品を買っても、プラマイゼロなのではないかと思ってしまう。田舎なので、どうしても店舗がなかったり、取り扱いがないものもある。今回、引っ越しの際にたくさんのものをネットで購入した。コロナで県外に買い物にも行けなかったから、仕方なくそうしたけれど、案の定、ダンボールと発泡スチロールの山ができた。新居に引っ越して、新しい家具や小物に囲まれて幸せだったけれど、その光景には胸が傷んだ。
これからは、身近で手に入らないものだけを、どうしても必要かどうか考えてから買おうと決めた。
地元を応援して、地元が賑わっていけば、お店も人も、自然と増えていく。憧れのあのお店だってできるかも。そんな期待を抱きながら、私は今日も、近所で買い物をする。