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SF冒険小説を読んで。
中学二年の頃、仲のよかった友だちから勧められて「無敵超人ザンボット3」を観た。
それまで勧善懲悪のロボットアニメしか観たことがなかったボクにとって衝撃的なアニメであった。
舞台は静岡県焼津市で主人公の声を担当したのは「大山のぶ代」さん。
監督は「富野喜幸」監督で名古屋テレビの巨大ロボットアニメ三部作の第一弾。
その後「無敵鋼人ダイターン3」が、そして「機動戦士ガンダム」が作られることとなる。
地球を守るために戦いを続ける主人公たちだが、ケンカ仲間の同級生から「おまえたちがいるから、敵が襲ってくるんだ」などといわれない誤解をされたり、女友達の一人が敵に捕まり人間爆弾に改造され、主人公たちが乗る宇宙船の内部で、しかも主人公の目の前で爆死させられたりした。
最終決戦では主人公一族が、次々と戦死して生き残るのは主人公を含めわずか二人というハードな内容のアニメであった。
ザンボット3、ダイターン3、ガンダムを観たあとボクは小説版機動戦士ガンダムを読んでみることにした。
おおまかなあらすじは、アニメ版と変わらなかったが、ララァ同様のニュータイプとしてクスコ・アルという女性が登場した。
そして、最終決戦の前にカイ・シデンがニュータイプに覚醒する。
アムロ・レイは、若き敵兵士によりやられてしまうが、ニュータイプに覚醒したカイ・シデンが統率をとり、シャア・アズナブルとともにキシリアを倒すべく敵本拠地に向かう、ところで物語は終わりとなる。
テレビ版は「機動戦士Zガンダム」へと、物語は引き継がれるが、小説版は違う内容になっているのだ。
ボクは、小説版機動戦士ガンダムを読んだことによりSF冒険小説の楽しみを知り、その後「クラッシャージョウ」・「ダーティーペア」・「伝説巨人イデオン」などのSF冒険小説を読むに至った。
そして、それまで知らなかったことも教えてもらい、ボクの人生を変える一冊となったのである。
テレビアニメを観るだけにしないで、小説も読んでみてはいかがでしょう。
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