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アメリカかぶれ?

日本は、かなりの人が「アメリカかぶれ」である。

第二次世界大戦を体験したうちの両親でさえアメリカかぶれであった。


父は戦争に行ってアメリカなどを敵として戦った。
そして、捕虜になりシベリアで抑留生活を送った。

それでも、ジョン・ウェインが好きだったし、西部劇の大ファンだった。

母は母で、戦争で片思いの人を亡くしたにも関わらず、アメリカ映画である「ローマの休日」がお気に入りで、オードリーヘップバーンの大ファンだった。


「それは、あの時代のアメリカが輝いていたからだ…。」

…という人がいるかもしれないけど、ボクたちが若い頃でも、そんな奴らがけっこうな割合でいたから、日本人はみな「アメリカかぶれ」だといえよう。

現代でも、欧米の音楽よりアメリカの音楽を聴く人のほうが多いのだろうし、アメリカンドリームに憧れる人もいるのだろう。

昔からアメリカで流行ったものは日本でも流行る。


それは世界的に大流行したものもあるから、『世界の人々もアメリカかぶれである』といえるのかもしれない。


アメリカ発祥のスポーツ

ベースボール
バスケットボール
バレーボール
ソフトボール
アメリカンフットボール


アメリカ発祥の食べ物

クラムチャウダー
バーベキュー
ハンバーガー
ホットドッグ
コーンスープ
パンプキンスープ


アメリカ発祥の服

腰パン
ジーンズ
スニーカー


アメリカ発祥のもの

インターネット
カイロプラティック
コンビニエンスストア
パッチワーク
母の日のカーネーション


ちなみに書くと、父がボクにこう語ったことがある。

父がシベリアに抑留されていた頃、強制労働中にロシア製の機械が故障したが、父は機械商の息子だったから機械を直した。

その時に、父はこのように思ったという。

「アメリカの機械は、壊れたときにそれを補う装置がついているけどソビエトのやつはダメだな。」

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