エビぬきグラコロ一丁 グラタンコロッケバーガーレシピ【 炭水化物×炭水化物=ウマイ】方程式
「マク◯のグラコロを食べてみたいけど、エビはいってるんだよな」
あれ、エビはいってるんだ。甲殻アレルギーのひとは食べられないのか。あれだけ宣伝して食べられないのはツライだろうなと思った。
そして、グラコロの値段をみておどろいた。たかくね?
ならば、お家でつくればエエじゃないか。というわけで、エビぬきグラコロをつくろうじゃないか。
そして、じぶんでつくれば、一年中、グラコロをたのしめる。
材料などは目分量なので、グラコロをつくる参考にはならない。
フライパンにバターをいれる。弱火でじゅわぁんと溶かす。ぶつぶつ小さい黄金の泡がたつまで溶かす。
たまねぎの半分をざっくりと切り、フライパンにいれる。じゅ~じゅ~音がするまで強火。たまねぎから水分がでてきたら弱火にする。キツネ色か、黒茶色になるまで炒める。
たまねぎの食感をのこすか、のこさないか、それが問題だ。
ふとめのベーコンを投入。ベーコンの角からこうばしい香りがするまで炒める。
エビよりもベーコンのほうが、パンズにはミートした。エビなんて飾りなんですよ、えらい人にはソレがわからんのですよ。肉だ、ミートだ、29だ、2929にしてやんよ。グラコロはベーコンをいれるのが正解なんじゃない?あなたは、どう思います?
薄力粉:大さじ2をフライパンにいれ、たまねぎとベーコンと混ぜあわせる。火力は弱火。
ねとねとネバネバ、茶色い膜をまとまわせる。
牛乳:200ccをフライパンに豆乳、いや、投入。
弱火でゆっくりとかき混ぜる。ねばりがでてくるまで丹念にねるように煮こむ。
ホワイトソースは、だまになることがあるよね。それが心配なかたもいるだろう。だまになってもグラコロにしたら100人中99人の人間がだまにきづかないだろう。だまになっても黙って調理を続行する。
ゆでておいた、パスタをくわえる。リボン型のお洒落なパスタだが、なかにいれると見栄えは関係なく、でかいのでスキマがあき、まとめにくかった。ふつうのヤツをつかいましょうね。
へんにお洒落なことするもんじゃねぇですよ。
ここでコクをだすために、大さじ2ほどのチーズをいれる。チーズが溶けるまで弱火で煮こむ。
チーズをいれると、だいたいどの料理でもおいしくなる。日本ならカツオぶし、西洋であればバターといったところだろうか。バターとチーズがはいってるグラタンコロッケ、最高かよ。カツオぶしもいれてみては如何?
フライパンから別容器にいれ常温になるまで冷やす。さらに冷蔵庫で冷やす。
カチカチになり、手でもっても崩れなくなり、オニギリのようにまとめられるようになるまで冷やす。
冷えたグラタンコロッケのもとを成形する。薄力粉をつけ、卵をといたものにくぐらし、パン粉をまぶしつける。
180度の油でカリッと揚げる。なかの具材には火が通っているので、グラタンコロッケの表面がこうばしい香りをさせ、黄金色になればOKだ。
薄力粉をつけているときの写真はないのかですって?ひとりで撮影しているのに、手がベトベトで撮影できるもんじゃないでございますよ、はい。
グラタンコロッケさえできれば、もうあとは挟むだけだ。
パンズを弱火で温め、グラタンコロッケのパリッと感にまけないパリッと感にさせておく。
パリッと温めたパンズにマヨネーズとマスタードをぬる。ケチャップやバターをぬってもよい。
もっさりとキャベツをのせる。炭水化物と炭水化物、あげくの果てに揚げ物にしているので、免罪符のつもりで、もっさりとのせる。マヨネーズや酢をかけてもよい。
グラタンコロッケをのせる。グラタンコロッケは、ペチャッと安定しやすい形にしておくとよい。キャベツのうえにのせても安定してくれる。
トロトロに柔らかくしあげたスクランブルエッグものせる。おこのみのソースをかける。お好み焼きソースをかけた。
パンズのうえの部分をのせれば出来上がりだ。
揚げものついでに、フライドポテトも揚げておくとよい。
甲殻アレルギーのかたも、グラコロがたかいなと感じているかたも安心して食べられるグラコロはお家でつくれた。
しかも、括目して視よ、金色に輝く城といった重量感。
フワフワのパンズをがぶりとやる。舌の先にこうばしいグラタンコロッケのカリッとしたパン粉の殻。それをやぶると、なかからベーコンの焦げたこうばしい香りがじゅわんとあふれだす。白いうまみのマグマが、パン粉の殻からあふれだし決壊、崩壊、ビックバンする。
シャキシャキのキャベツは、ホウキの先のように、お口のなかに残った濃い風味を掃除してくれる。
バーガを食べたという満足感に酔いしれる。
(炭水化物×淡水化物)×あげる=ヤバイほどうまい。
炭水化物×炭水化物=めちゃうまいレシピもおいておくね。