男子ごはんとソファ
おふくろが入院した。長年連れ添った腎結石を取り除く手術を今この時間に受けている。切開はしないが高齢者の全身麻酔は若干危険性があるので心配だ。本人も「麻酔から目覚めることがなっかたらどうしよう」と言っていた。このご時世、病室はおろか病棟にさえも入れない状況である。順調にいけば4日後には退院できるが、発熱などの症状がある場合は延期となる場合もある。
今は諸事情でひとり暮らし。隣の家におふくろがひとりで住んでいる。隣のぼろ屋を買うことになったのだが、その2か月後に親父が亡くなり独り身となった高齢のおふくろと隣同士で住むことになったのも何かの縁であったのだろうと今考えれば思う。そのようなことが無かったらどうなっていたか。親父が亡くなった後のおふくろはかなり気落ちしていたから。
隣同士であるが食事は隣で摂る。お互いひとりで食べるよりはね。洗濯もお願いしている。ひとり分だとね。というより洗濯機がまだなかった。あとお風呂も。この歳になってお恥ずかしい限りであります。
昨晩からひとりご飯となった。男子ごはんならぬおじさんごはん。料理は元々好きで時間がある時は買い物から楽しむ。東京時代も休みの日は前の日からメニューを考え、翌日の夕方に買い物に行くのが楽しみだった。2割とか半額のシールが貼られる時間を見計って。昨晩はパスタを作った。今日は何にしようかと今から考えている。
ケンタロウさんレシピをよく作っていた。男子ごはんという本を見ながら。ケンタロウさんとはご縁があって3度ほどお会いした。その内1度はお酒を飲みながら楽しい時間を過ごした。大きな事故に遭ってしまい心配されたが奇跡的な回復を遂げられ安心している。
そのお酒の席にはTRUCKの方々達もいた。1度チャンスはあったがそのタイミングを逃してしまった。ディランのポスターの下にはFKソファを置く。
FKソファはケンタロウさんが疲れて帰ってきて家でリラックスできるような、バフッという座り心地のソファが欲しいというリクエストにより作られたソファであると黄瀬さんが本の中で語っていた。
500円貯金をはじめて半年。このソファがFKソファに変わるのはいつのことだろう。変わったら載せます。でもきっとその時までnoteは続けていないと思う。