母の自殺 壮絶な３日間 2019/4/5.6.7
注意:これから始まる内容はグロテスクな内容や死について精神疾患についてが書かれます苦手な方はこの段階でお引き取りください。
題名にもある通り母親はもうこの世には居な
い。2019の4月7日に自ら命を経った。7日か
ら8日に日付が変わった明け方3時ごろ警察か
ら電話がなった。
最初は日本語を話されてるのに理解出来なく
て意味がわからないまま話を聞き流し電話を
切った。数時間後車が来て遺体確認に行った。
なんでそんな展開になったか。悲しくて衝撃
過ぎて記憶が飛んでる部分もあるけど当時の
事が起きてから少し気持ちが落ち着いた時に
書いた自分の人生の記録と自分の記憶を頼り
に書こうと思う。
前回の記事で書いた所から数年経ったあるひ事
は起こる事になる。当時の事件を新たに書くに
はメンタルが持たないので事件当時に書いたLINE
の投稿記録をほぼそのまま記載させて頂きます。
！注意！
ここからグロテスクな表現や精神的にくる表現が含まれます。
今度は家のドアに何か液体をかけてる人がいると言い始めティッシュで毎日拭き取り証拠を溜める
ー2019年3月義父と別れたと母から聞く。当時は母が振ったとばかり思っていた。
ー母の行動が更におかしくなり、盗聴されている家の外から誰かが光を照らしていると言い始め、家の電化製品の元栓を全て抜き、PCは壊し、iPhoneも壊され、ラジオだけつけての生活が始まった
ー自分まで可笑しくなりそうだったから家には寝に帰るだけの生活が始まった。私も精神的にきていた為寝れないしご飯も食べれなかった
2019/04/05 夜
母がまた誰が外から部屋を照らしてる、部屋の上の隙間に人が居ると騒ぎ始め、家の家具を動かしたりぐちゃぐちゃにし始めた。私が「じゃあもうホテル行こう怖くない場所行こう」と提案して家から出る準備をし始めた。家を出るときにいきなり消化器を抜き始め、玄関のドアを消化器で叩き始めた。住民がどんどん部屋の前に集まってきた。母は玄関のドアを開け他の家の玄関のドアを叩いては「誰か助けてください！警察呼んでください！娘だけは助けてください！」と大声で叫び始めた。その間に住民たちは動画を撮り始めた。私は人生終わったと思った。1つの家の住民がドアを開けてくれたが、母は「この子だけでも助けてください」と怯えながらいい無理やり家に入ろうとしてしまった。その間に警察がきたけど母は「この人達は本物じゃない！警察じゃない」と言い始めて暴れ始めた。「お母さん本物だよ！手帳もあるじゃない！本物だって」ってずっと言ったけど聞き入れてもくれなかった。その間に母は警察に連行された。
取調室に別々に離されて事情聴取が始まった。今までのことを話したら今から精神科の先生に電話つなぐから強制的に入院させるか娘さん考えてって言われた。誰かに助けを求めたかったけど義父からは返信がこないし、おばあちゃんと叔父さんの連絡先も分からなかった。このまま病院に送ったら私は1人になってしまうって思って凄く怖くて引き取ると警察と精神科の先生に話した。
その間にも母はお湯を飲みたいと警察官に頼んで出してもらったにもかかわらず「薬入れただろ？！娘を守らなきゃいけないのに！！！！」って言いながらお湯をゴミ箱に吐き始めた。それでも1人になるのが怖くて引き取る事を買えなかった。
2019/04/06
日付は変わっていた。なんとか警察を説得して引き取る準備をさせてもらえた。家に戻ることは出来ないからホテルに泊まる選択肢を選んだ。ホテルに着いた時は落ち着いたのかいつもの母に戻っていた。寝て朝起きて少し母と離れて行動した。夕方合流して新しいホテルに身を移し寝た。
2019/04/07
日付は変わって朝が来た。チェックアウトまでまだ時間があったので私は二度寝した。ふと気がつくと母に起こされ「携帯貸して」と言われて携帯を取られた。勝手に救急車を呼ばれ部屋まで来させたが部屋のドアを開けずに「あんな服きてないもん！あれは偽物だ！開けちゃダメ」と言い始めた。ホテルの人がドアを開け救急隊員が入ってきた。暴れ始めたので人がいない所に移動させられた。私はまた騒ぐからまたみんなに動画撮られちゃうと取り乱し泣きじゃくっていた。隊員の人に「お母さんが救急を呼んだ理由とは別にこれは精神的な物だと思うんだけど」と言われた。「ただお母さん救急車の乗車拒否したから無理やり病院は連れていけないんだお嬢さん病院連れて行くことできる？」と言われた。まだ取り乱した状態の私のままお母さんと対面させられたので私は母に「もう無理だよ。私には無理。一緒に入れない。怖い気持ちとか説明するなら一人で行って。私は行かない。」ってお母さんに言い放ってしまった。そしたら母は「ごめんねもう、(本名)の人生邪魔しないから。とりあえずここは危ないから早くここから離れて安全な所に行ってね」と言い、お金とパスポートとくまちゃんを渡された。私は振り返ることしないでその場を離れた。
取り乱してた状態で親友に電話をかけた。そしたら夜は泊まってもいいと言われてお世話になることにした。親友と合流し落ち着きを取り戻し寝ようとした時母の知り合いのおじさんから電話かかってきて「警察からの電話に出て」と言われて警察に掛け直した。そしたら「ーー駅館内で自殺されました。確認したいので署まで来ていただけますか」って言われた。警察の人が来るまで迎えに来てくれたが1人で行くのは到底無理だったから親友も付いてきてもらった。事情聴取しつで色々聞かれ話されそのときに知ったのは義父は母のことが会社と妻にばれてクビになり母にはもう援助できないという手紙と今月中にマンションから出てけって言う手紙をよこしていた。母側は義父の不倫相手で母も妻がいることは知っていたという事実をそこで初めて聞かされた。母の遺体確認をしなきゃいけなかったけど1人では無理だったから親友と一緒に見てもらった。「ごめんなさい」しか言葉が出なかった。私があの時信じてあげて見捨てなければお母さんはまだ生きてたよなって思ったらごめんなさい以外の言葉は見つからなかった。
2019/04/08
親友の家に帰宅した。その時ふと思い出したお母さんが死ぬ前におばあちゃん家の電話番号を紙に書いて渡してくれた事を。それを思い出してすぐさまおばあちゃん家に電話をかけた。叔父さんが出てくれて朝になったら家においでってなって合流して。やっとはじめて血の繋がった人達に会えてほっとした覚えがある。
でもほっとしたのもつかの間。警察から渡された血みどろの当時身に着けていた母の遺品。家に置いておくわけにもいかず、おばあちゃんも叔父さんも片づけてくれる手伝いをしてくれる事もなく自分一人で整理する事になった
破れて血が付いた洋服、バックなど一つ一つ確認して残す物捨てる物を確認しなければいけなかった。当時身に着けていた母のバッグの中身を開いたとき何も言葉が出なかった。ほぼ私物は入っていなく大量の私が幼少期から母に上げていた手紙がぎっしり詰まっていた。きっと死を決断する前に私があげた手紙をみて色々思いをはせていたのではないかと思うと心が張り裂けそうだった。
これからまた私と過ごすためにと思って買ったであろう化粧品類も違うバックに入っていてシャドーパレットがぐちゃぐちゃになってるのをみてどれだけの大きさの衝撃が体に加わったのかも容易に想像できた。
なんで母と最期別れた時もしかしたら自殺しちゃうかもって少しでも脳裏に
よぎったのに誰かに助けを求めなかったんだろうって冷静になってからは凄く自分をせめた。当時は自分も取り乱していたからそんなことはできなかったけど。
そして母やおばあちゃんやおじさんは義父には家族が居たこと知っていた事。それを母が死ぬまで私に隠していた事。それは私を守るためだとわかってはいる。でもおばあちゃんが母が死んだ次の日に「あんたも知っててお父さんって呼んでるのかとおもった」って言葉にはさすがにうろたえた。
なにが家族なんだろう。なにが血の繋がった存在なんだろう。わからなくなった。２年たっても未だに葛藤する日々が続いている。
まずはその時間駅に居合わせた乗客の方々と該当
車両を運転していた運転手さんに謝罪いたします
大変申し訳ございませんでした。その事故のせい
で心に傷を覆ってしまった方々必ず居ると思いま
す。謝罪してもしきれないくらいの事をしていま
った事には違いありません。本当に本当に申し訳
ありませんでした。
実の父親の様に思っていた人と母親に感謝の気持
ちも謝罪も、何もかも伝えられないまま家族を、
一気にその日に失ってしまいました。
もしあの時見捨てなければ、なんで別れるのと聞
いていれば、精神科に無理やりにでも受診させて
いれば…沢山思う事はあるし２年経った今でも、
後悔が尽きないし悲しみ苦しみ思い出などに押し
潰されそうになります。
いまだに4月6日に残してくれた留守番電話消せ
ないでいるよ。悲しい事にあんなに大好きで仕方
ないお母さんの声忘れそうになってるよ。留守番
電話聞き返したくて仕方ないよ。でもまだ心の準
備出来てないから聞けそうにないや。
私は馬鹿だからお母さんが生きてる間になにも
理解しないで居なくなっちゃってから沢山気づ
て学んだの。人を思いやる事、人に与えられる
愛情、感謝する事、大切にする事。
いつもお母さんが私に怒る時にあんたは思いや
りが足りないって散々怒ってたのにね。反抗す
る気持ちばっかで分かろうともしてなかった。
義父に関しては今も連絡手段が無くて連絡も取れ
ない。私が今思い描いていた職を手にして活動で
きているのは貴方が学費を出してくれて通わせて
くれたおかげ。そこに関しては感謝してもしきれ
ないくらいありがたく感じてるし大切にしたい。
でもね、わかんないよ。平気な顔で私の友達に
父ですと言って会って、行事に参加して先生とも
顔を合わせて。私がお母さんにこっ酷く怒られた
とき泣きながら庇ってくれた事。お母さんには、
話せない恋愛の悩み聞いてくれたりした事。その
全てが嘘のように感じるし裏切られた気持ちで、
いっぱいだよ。
1人でどうしていいかわかんなくて怖かったあの
日にお父さんが居たらどれだけ心強かったか。も
しかしたら一緒に冷静に考えて対処できてたかも
しれない。お父さんのせいにしたい訳じゃない。
けどそう思ってしまうのは許して。
でもいろんな事があったけどね2人に育てて貰え
て幸せだった。これだけは言える。歪んでるかも
しれない。でもね今わたしはこの世に生きてて、
沢山の知り合いや大切な友人、旦那や旦那の家族
に出会えてる。全て2人が与えてくれた愛で成り
立ってるよ。24年間育ててくれてありがとう。
もし私に寿命がきてそっちへ行ったら全てを忘れ
て幸せで楽しく何も怖がる事なく生活したいね。
それまで出来る限り頑張って生きるからね。沢山
躓くかもしれない。だって私だもん！でも優しく
見守っててくれたら嬉しいな。
かなり衝撃的な内容だったと思います。最初に
注意喚起はしたもののここまでだと思わず読ん
でしまった方もいるかもしれません。ごめんな
さい…。ただどうしてこれをみんなに共有した
かったかというと、
1つめは 出来る限り、頑張れる限りは命を大切
にしてほしいと言うこと。
2つめは 人間は完璧じゃない。親も子も完璧
じゃない。だからこそ1人の人として見た時に
何が必要か差し伸べるべきか考えて欲しいと言う
こと。
3つめは 生きてたら山あり谷あり。人それぞれ
だからその高さと深さは違うけど自分にとっては
もうダメかもしれないと思う事があると思うけど
必ずいい事もその分あるからあきらめないで。
っていう3つを伝えたくて公表しました。前回書
いた人には体験したほうがいい事としなくていい
事があると書きましたがこれは経験しなくていい
事だと思うんです。だからこそ、ちゃんと読んで
少しだけでも糧にしてくれたら嬉しいです。
生きるの辛かったら逃げちゃえ。逃げていいよ。
でも生きてればいい事も自ずと来るから出来れば
死なないで生きてみてよ。別人になって生活した
っていいじゃん！全てをすてて別の土地で生活し
てもいいじゃん。生きてれば何回でもやり直せる
よ。死んだら確かに楽かもね。でも暇かもよ。
生きてる人上から見て羨むかもよ。死んだ事ない
からどうなるかなんてわかんないけどさ。
相談する人居ない。じゃあ私に相談しなよ。ちょ
っとくらいは助言できると思う。2人で解決でき
なさそうなら2人で新たに相談できる人探そうよ
そのうち信頼できる人に出会ってもう少し生きて
みよって思える日くるから！
なんかまとまってるんだかまとまってないんだか
伝えたい事伝えられてるかわかんないけど…こん
な長い分最後まで読んでくれてありがとう。少し
でも影響を与えられてたら嬉しいです。
追記 後から分かった母親の病名「統合失調症」
幻覚や妄想、まとまりのない思考や行動、意欲の欠如などの症状を示す精神疾患。以前は「精神分裂病」と呼ばれていた。脳神経のネットワークがうまく働かず、脳内のさまざまな情報や刺激をまとめる(統合する)ことが難しくなる病気で、根本的な原因は不明だが、統合失調症になりやすい要因を持つ人が、生活する上での過度のストレスなどがきっかけとなり発症すると考えられている。病型は大きく3つに分けられており、意識低下や感情の平板化が中心で、思春期から青年期にかけて発病することが多い「破瓜（はか）型」、極度の緊張や奇妙な行動が特徴で青年期に発病する「緊張型」、幻覚や妄想が主体で30歳前後に発病することが多い「妄想型」がある。罹患率は100人に1人と高い。良好な予後を迎えるためには発症からなるべく早い段階で治療に結び付けることが鍵。
健康な頃にはなかった状態が表れる陽性症状と、健康な頃にあったものが失われる陰性症状の2つに分けられる。陽性症状として代表的なのは幻覚や妄想で、中でも幻聴が多くみられる。突然興奮して叫ぶなどの症状も見られる。陰性症状として代表的なのは意欲の低下、感情表現が少なくなる、周囲に無関心になるなどといった症状がある。また、日常生活に困難をもたらす恐れのある認知機能障害も見られる。認知機能障害では、選択的注意（情報を選んでそれに注意を向ける）、比較照合（過去の記憶と比較する）、概念形成（物事を分類し概念化する）に対する能力が低下する。本人には病気の自覚がないことも多く、これらの症状により、気分や行動、人間関係などに良からぬ影響が出てしまう。