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手づくり柿の葉寿司体験

柿の葉寿司は、奈良県民にとってのソウルフードです。  

柿の葉寿司って皆さんご存知ですか。海のない奈良県南部や和歌山県の山奥で、長期保存していた塩辛い鯖を薄切りにしてご飯に乗せたと言うのが発祥のようです。柿の葉で包んで押し寿司にします。柿の葉は健康茶として飲めるほど体にいいし、お寿司に巻くことで数日の保存が効くようになります。香りも渋くなって良い。 

そんなわけで奈良には柿の葉寿司のお店がたくさん。田舎に行けば個人のお店も、大きな街にはチェーン店も。なかでも有名なチェーン店で平宗というお店があります。どこの柿の葉寿司も美味しいけど、チェーン店では私は平宗びいきです。 

さて、その平宗ですが、予約すれば柿の葉寿司つくり体験をやってくれます。 

このようなキットが用意されます。

8個を作れる

きれいに洗った手で、さらにコロナ禍なのでビニール手袋をして作業を始めます。よって作る工程の写真はなし😅

始めの4個はもう形作られているご飯の上に鯖または鮭を乗せて包みます。それで終わり。
次の4個はご飯を形作るところから行うために、その分のご飯は丸めて置いてあります。 どうやったらご飯を四角く握れるのか、お店の方が教えてくれます。

包むのに少しコツがあるものの、ぶきっちょでも子どもでもできます。 

そしてそれを、シンデレラフィットの木箱にギッチリ箱に詰め込み、蓋をします。

最後はきれいな箱に入れた

押し寿司だからすぐには食べられない。24時間待ちます。
自分で作って、おあずけくらって満を持して食べる柿の葉寿司はまた、格別に美味しい!!!!!!

体験の前に、奈良県出身の映画監督・河瀬直美さんのドキュメンタリー映画,『つつむという優しい文化』を鑑賞します。10分くらいでしたかね。

これがまた素晴らしいのです。題名を忘れたのでここに書くために調べたんですが…映画に出てきた吉野の主婦たちは、山奥の生活の日常として作業されていたんです。それを思い浮かべながらこの題名を思い出した今、泣けてきて仕方ありません。 

柿の葉寿司を作る体験をするのもよし、
映画を見るためでもよし。
奈良観光の一コマに、平宗の柿の葉寿司手作り体験、是非取り入れられてみてはいかがでしょうか。

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