本能で捉えたツボ
昨晩は、毎週やることにしている顔のリフトアップ鍼をしました。円皮鍼という市販された置き鍼を使ったセルフケアです。はじめに習ってからひと月ほど経って、だんだんツボの位置を覚えてきましたし、1番こってるところや触って痛いと感じるポイントを捉えることが上手くなってきたように感じます。決まった場所に左右同じようにまず鍼をするのですが、そもそも左右の顔の感じが違うので、より下がり気味の右側はもう感覚で「ここかな」と思うところに2〜3付け足しで貼っていきます。
うん、鍼を貼り中の顔、だいたい左右対称になりました。
でもきのうはなんとなくそれで終われなかったのです。
昨夜は一日立ってセミナーをする仕事だったので、とっても足が疲れていました。これは三里にも鍼をおこうと考えました。
松尾芭蕉は三里にお灸を据えて奥の細道を歩き続けたって書いてたし。そういえば祖母も足が痛い時は三里にせんねん灸をしていたし。間近で見ていたので私は三里の位置はバッチリわかっており間違いません。
正しい位置に鍼を置いて、足もなんとなく落ち着き、爽快。
ですがなんと改めて調べると、三里というのはまず胃腸にきくんだと出てくるではないですか!!驚きです。
というのもきのうは胃腸が実際やばかったのです。昼抜きでセミナーを終え、6時くらいにインド料理を食べたら、胃をびっくりさせたのか、なんだかすごい膨満感…そういえばあの料理もあの料理も豆だったな…とか思いながらフラフラ帰ってきたのです。
朝起きたら胃はスッキリ、治っていました。ほっ…
感覚で、必要な場所に鍼を置いた私ってちょっとシックスセンスありでしょうか。いや、なんとなくわかってきてるのかなと思います。セルフ鍼やり始めてひと月だけだけど、何事も経験すれば、応用もできるようになったり、今の自分に必要なところを感じたりできるのだなと嬉しく思いました。
膝のお皿の下から指を横に並べて4本分下の、脛の外側です。特定するのが難しければ、その周辺をグッグッと押してみて、1番「キクーゥ」と感じた場所が今自分に一番効く場所なので、そこを指圧なり置き鍼なりしてみるっていうので効果があると思います。
【追記】
今このnoteを書き上げて、#足三里の他の方の記事をなんとなく見たら、鍼灸院の方のブログに、足三里は目をぱっちり開くためにも使うツボという記事を見つけました。もともと右だけまぶたが下がり気味なのが1番の問題で顔のリフトアップに励んでいるのですが、まぁまさか足の疲れのためと思った足三里が、自分の不調をあと2つも解消するために取り組んでくれていたとは…!!
足三里自体が素晴らしい重要ツボなのか、やっぱり私のシックスセンスがすごいのか。
いや、どっちもですね。ナイス!
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