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相手の嫌がることでなく、喜ぶことをやるのが営業

営業電話とわかって、電話を受けますか?

携帯電話を持つようになってからは、知り合いからでない電話は、即、判別がつきます。

知り合いじゃなかったとしても、なにか大切なお知らせかもしれないから、一度は電話に出てみる。
だけど、それが営業電話とわかったら、もう2度と出ない。そして、何度もかかってくると、着信拒否をする。
それでもかかってくると、もうその企業のことが嫌になり、契約はおろか、悪口を言ったり何処かに書き込んだりしてしまう。
…そんな世の中になりました。

昭和の営業は、とにかく電話をかけ続ければよかった。
令和の営業は、特に個人が相手の場合、頑張って営業電話をすることが、イメージダウンにつながりかねません。

そこで、相手も喜ぶように、相手がただ喜ぶように提案ができる営業かどうかがが問われると思うのです。もちろん、対価はきっちりいただくべきだというのはいうまでもありませんが。

…とまあ、営業という仕事に置き換えたら少なくともこれは頭でわかることなのですが。
身近な人間関係のなかでも、自分の利益を優先させず相手の立場を考えたり喜んでくれたりするような配慮が必要なのだろうと思うのです。

父が機嫌を悪くしてイライラ怒っている時、
父の気持ちを考えてあげたことあったかな。
上司が無理なオーダーをしてきた時、
上司の立場を考えてあげたことあったかな。
生徒が宿題をやってこない時、
その子の背景を考えずに叱ったりしなかったかな。

営業ができればなんでもできる、と、
尊敬するマドモアゼル・愛先生は言っていました。専門職から離れて営業をしている今、人としての基本を学び直している気がします。

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