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OH! LIVE! 小学生のころから一緒のバセドウ病と、絶対激務で発症したと思ってる潰…

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OH! LIVE! 小学生のころから一緒のバセドウ病と、絶対激務で発症したと思ってる潰瘍性大腸炎、それが落ち着いたはずなのに超ストレス事件勃発で劇症化し発見されたと思ってる自己免疫性肝炎の状況報告書。 LIVEは、(1)生きる  (2)暮らし (3)生演奏・生放送。

最近の記事

バセドウ病再燃

2022年の夏は何とも言えない暑さだった。 マスク生活も3年目でなれているはずなのに、なんだか呼吸が苦しくて、汗をかく。夜中もすごく疲れているのに眠れない。やっと値付けたと思ったら、クーラーのタイマーが切れた瞬間に汗びっしょりで目が覚め…熟睡ができない日々が続いていた。 通勤の際は10分程度の平たい道を歩いて駅から会社のビルへ到着し、エレベーターに乗った瞬間滝汗と息切れで倒れそうになっていた。 暑い。これが更年期、ホットフラッシュというものなのか? 何とも言えないつらさを

    • ステロイド減量9回目(プレドニン6mg→5mg)+ヨウ化カリウム丸減薬

      コロナも少し落ち着いた2021年年末は、多くの人がやっと訪れた日常を満喫するかのように街に人があふれていた。 2021年12月11日。伊藤病院に向かった私もその一人。今回は採血を午前中に済ませ少し出歩いて午後に診察をうけようと早めに病院に行った。到着したのは11時頃だっただろうか。 扉を入ると、ここはどんなセール会場かと思うほどあふれる人、人、人。こんな混み合う病院はいつぶりか。少し懐かしむ自分と、ここまで人がいるとさすがにビビってしまう自分。2人の自分が戸惑いを隠せない

      • ステロイド減量8回目(プレドニン7mg→6mg)

        2021年7月19日。 ステロイドを始めて約一年。 心と頭は変わってない気がするのに、ステロイドを始めた身体とコロナ禍の社会だけがやたらと大きく変化した1年だった。 そんな日の朝、左足腿に激痛が走った。 「やばい、肉離れしたかも。」 その日は喉が渇いて目が覚めるほどの暑い日だった。 「脱水症状?」 体内の水分が足りないと足がつると聞いたことがある。私はポカリスエットをがぶ飲みし、痛みが取れるのを待った。 しかし痛みはとれない。 湿布をはるとやっと落ち着いた。 よかった

        • ステロイド減量7回目(プレドニン8mg→7mg)

          2021年6月25日。 採血を終えた私は、朝食用に購入したパンをほおばりながら窓から空を眺めていた。血液検査の結果がわかるまでの1時間程度。この無駄な時間がすごく久しぶりでほっとするくらい、ここ最近の私は追い詰められる日々が続いていた。 「病気のこと、周りはすぐ忘れちゃうから注意してね。」 復職を決めたころ、誰かにそう言われた。 無理をしないで働こう。そう思って復職した。 それなのに。 押し寄せる業務、断り切れない自分。どうにか乗り越えようと具合の悪さを押し殺して

        バセドウ病再燃

        • ステロイド減量9回目(プレドニン6mg→5mg)+ヨウ化カリウム丸減薬

        • ステロイド減量8回目(プレドニン7mg→6mg)

        • ステロイド減量7回目(プレドニン8mg→7mg)

          ステロイド減量6回目(プレドニン10mg→8mg)

          2021年3月26日。 そういえば、前回の病院の記録書きそびれたな。 そんなことを思いながら向かった病院は、この時期にしては強い日差しと満開の桜に囲まれていた。 ずっと記していた記録を忘れるくらい、私の身体は順調に回復していた。 一年前、2020年3月30日。私は自己免疫性肝炎を患っていることを告げられた。 ちょうど新型コロナウィルスに世界が騒ぎ始めた時期で、まもなく初めての緊急事態宣言が発令される、その直前の頃だった。 病名を知った私は、難病を患ったという事実を

          ステロイド減量6回目(プレドニン10mg→8mg)

          ステロイド減量5回目(プレドニン12.5mg→10.0mg)

          2021年1月8日。 私は今年最初の自己免疫性肝炎の通院のため大学病院にいた。 2度目の緊急事態宣言が発令された翌日。明らかに人が減っていることを願いつつ向かったのも束の間、いつもより多い患者さんがそこにはあふれていた。 診察券を通し最初に向かう採血ルーム。ここでさえ50分待ちというありさまだ。 なんてこったい。 それだけ日本には色んな病気の人がいるということをまざまざと感じた。もちろん私もその一人。 12月から復職した私は、通院日は欠勤することに了承を得ていた。

          ステロイド減量5回目(プレドニン12.5mg→10.0mg)

          年末の私と表参道と伊藤病院

          今、頭の日記帳を昨年に戻している。 2020年12月26日。バセドウ病の検診に伊藤病院に行った日だ。 なぜこんなに時が経ってしまったかって? それは12月から復帰した仕事が要因であることは明らかだった。 忙しかったというのは表面上の言い訳。それよりもむしろ、入院と療養、そして傷病手当を受給して休職という過程において、これまでの有給休暇をすべて消化してしまったことにより、多少の体調不良や年末年始を少し長くと例年付加して取得していた休暇が取れなくなってしまったのだ。もちろ

          年末の私と表参道と伊藤病院

          仕事復帰にむけて

          家に向かう車の中、ラジオからこんな曲が流れてきた。 すっごく強そうな女の曲。いつしか聴いたことあったような気もする。パワーみなぎる曲。どうしたらこんなに強く生きられるのか。感心しながらもこのくらいで進まなきゃいけないのかなって、そんな風に思った。 プレドニンの服用量が12.5mg/日に減薬されて一か月。離脱症状と思われるものも特に感じず、私は元気だ。疲れたり、睡魔に襲われたりはするが、たぶんこれは、少しの体への気遣いを私が忘れなければ問題ない。その他多少気になるところがな

          仕事復帰にむけて

          ステロイド減量4回目(プレドニン15mg→12.5mg)

          今日はとにかく寝た。とことん寝ようと思って寝た。一日中ぐっすり寝て、これを書いている今も半分眠っている状態かもしれない。 睡眠障害でなかなか眠れない日々が続いていたが、ここ最近はすごく眠くて、今までからは信じられないほど寝ている。それでもまだ眠たかった。だから今日は寝ようって心に決めていた。 プレドニンを飲み始めてから、せっかく仕事を休んでいるというのに寝坊というものから遠ざかっていた。朝、昼、晩の薬の時間が気になってたからだ。朝弱いくせに早起きしてきちんと薬を飲んでいた

          ステロイド減量4回目(プレドニン15mg→12.5mg)

          副作用対策 フェイス&ボディメンテ編 vol.2

          前回のnoteから2か月。心身ともに複雑な変化はあるけれど、見た目だけはどうにか保ちたい。そんな切ない乙女心。(そんな歳でもないけれど。) そんな思いから、できる限り毎日行ってきたエクササイズを通じて気がつきました。 気になる部分だけトレーニングしてもダメなんだ。 全体のバランスが大切なんだ。 ということで、無理なく無駄なく効率よく続けることを第一に日々取り組んでみたところ、前回の投稿から変化が生まれてきたので、アップデートしたプログラムをご紹介したいと思います。 ご

          副作用対策 フェイス&ボディメンテ編 vol.2

          日常を取り戻せ

          検査結果を見る時、私はテストの答案を返される時のような感覚を思い出す。 その日の私はちょっと不安だった。 これまでに比べて少しだけ不摂生な生活を送り、いやそれが日常だったから、少しでも日常生活を取り戻す準備を始めていたから、それが結果としてどう表れてくるのか気になっていた。 焦ってはいけないのはわかってる。でも早くプレドニンを減薬したくって、ステロイド卒業したくって、普通の生活取り戻したくって、というか、この薬を飲みながら、どこまで普通の生活ができるのかがわからなくって

          日常を取り戻せ

          あれから1年

          「今夜から明日にかけて過去最強クラスの台風19号が関東地方を襲うでしょう」 そんなニュースが流れ、会社も今日は早く帰ろうと上司から呼びかけがかかっていた。窓には大粒の雨が当たり、外の景色すら見えない。 よりによってこの日にこの天気はないよな。 2019年10月11日。そんな天候ゆえに早めに会社を追い出された私は、都内某所で軽い食事をとながら外を眺め思っていた。 この日は楽しみにしていたライブを見に行く日だった。電車が止まる可能性も頭をよぎる夜。でも譲れないこの日を私は

          あれから1年

          9月の私と通院記録

          1ヶ月プレドニン15mg生活。 それはかなり快調だった。眠れなくて眠たかった17.5mg/日の生活を考えると、それはそれは嘘みたいな日々だった。日中起きていられたし、家事をする元気もあったし、散歩にも出れた。ちょっとだけ普通の生活ができる状態に戻っていたことがうれしかった。 しかし、頭にはずっと漬物石のようなものが乗っかっていた。 職場復帰をどうするか。 それはすなわち、これからどうやって生きていこうか、どのくらいまでなら再燃せずに働けるか、それでいくら稼げるか、生活

          9月の私と通院記録

          ステロイド減量3回目(プレドニン17.5mg→15mg)

          眠い! 待合室で待つ私を強烈な睡魔が襲っていた。 ここ最近本当に眠い。眠さで生活に支障が出るほど眠い。眠さを感じないのは、筋トレしている時くらいじゃないかというほど常に眠くって、だからと言って夜眠れるわけでもなくて、すぐ寝付いたとしても一度目覚めたら最後、そこから2時間は眠れず、気づいたら少し寝て起きての繰り返しで、結局はほとんど眠れてなくて、昼間にまた眠くなってが繰り返されて、昼間は寝ないぞ寝ないぞと言い聞かせながらも倒れてしまって結局寝てて、そんなこんなで、こんな感じ

          ステロイド減量3回目(プレドニン17.5mg→15mg)

          2020年真夏の表参道と伊藤病院

          2020年8月15日(土)。猛暑続きのお盆の締めくくりとなる土曜日は、口を開けば「熱中症」、少し動けば「猛烈な暑さ」、夏の勢いとマスクとの葛藤が社会を包む不思議な日だった。不思議と思ったのは、私が久しぶりに電車に乗り、都内に出かけたからかもしれないが、いや、でもやっぱり不思議な日だった。 その日私は表参道の伊藤病院に向かった。自己免疫性肝炎でステロイド治療を開始してから初めての通院。ついに、前から言われているバセドウ病の薬の変更がなされ、治療が開始されるのだろうか。そんなド

          2020年真夏の表参道と伊藤病院

          夏の通院(歯医者→自己免疫性肝炎)

          私はテトリスのようにきっちり隙間を埋めていくのが苦手だ。いや、むしろ得意過ぎて失敗した時のショックが大きすぎるから、なるべくしないようにしている。 2020年8月14日は久しぶりに訪れたテトリスみたいな一日だった。 元はと言えば、自己免疫性肝炎の診察が12時予約になったことが発端だ。いや、だからこそ、これだけ予定を詰めことむことができたのだろう。診察時間以外の予定を組んだのは私だし、よくまぁここまで手順のいいタイムテーブルを作れたもんだ。 前回の通院の際、金曜朝の採血ル

          夏の通院(歯医者→自己免疫性肝炎)