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酒井順子「本棚には裏がある」感想~あれやこれやと読みたい本がたくさん、チェックしまくり( ✌︎'ω')✌︎
エッセイストといえば、誰が頭に浮かびますか?
向田邦子さんに、平松洋子さんに、さくらももこさん...
多くの方がエッセイ本を書いていますよね。
私の場合、一番最初に頭に浮かぶのは酒井順子さんかな。
あれから20年。
未婚化、晩産化は進み、多様な生き方を望む人が増えてきたころに出版され大ブームとなった「負け犬の遠吠え」
結婚しないなんて親不孝だと刷り込まれた者としては、目から鱗本だった。
そんな酒井さんの読書エッセイが面白そう♡
さっそくワクワクしながら読んでみた。
仕事、暮らし、家族、女の人生......表があれば、裏もある。本書は、本の世界から平成・令和の世相を鋭く読み解く読書エッセイです。「週刊文春」連載「私の読書日記」2014年10月~2023年4月分から39篇を選び、再構成。
「負け犬の遠吠え」のときから時代をいち早く読み解き、且つユーモアにも溢れる文章好き。
本書でも存分に楽しめましたよん(❃´◡`❃)
料理の効能は、自分が「ちゃんとした人」であると思うことができるに頷き、
歌舞伎の「見得」とは仁王像のものまねであることに驚き、
女性の活用が国レベルに言われる時代となっても、グラビア界の女性はいつも「やられちゃた」人なのであり「やってやった」人ではないに合点!!
カネとカオの交換行為としてしか結婚しないトランプさんは絶対読まないだろう大河恋愛小説を愛読したオバマさん、微妙にわかるようでわからなさが気になるー!!などなど...。
本書で紹介された本を読めば、これらのことがもっと知れるよ。
あれやこれやと読みたい本がたくさんあり、チェックしまくり祭りだワッショイ!!( ✌︎'ω')✌︎
さっそくチェックし読みたくなった中から選んだ本を、次回紹介しまーす。