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諦め癖がある人の持つ2つの精神的共通項とは

諦め癖のある人の諦める言い訳を聞いていて、
言い訳の内容は違えど、どこか共通するあるものを感じます。

諦め癖のある人は、
・理想が高くてプライドが高い完璧主義タイプ
・諦めるというよりかは他にすぐ目移りして放り出す飽き性タイプ
・失敗が何よりも怖くて恥ずかしいタイプ
・自分にはどうせ何も出来ないと思い込んでいる無力感タイプ
があります。

単独なタイプもありますが、諦め癖がある人は混合型が多くいます。

諦め「癖」と言うように、こういうのは習慣化されてしまうものなので、
何かのタイミングで、刺激と反応のようにほぼ自動で諦めてしまいます。

この諦め癖がある人の共通するもののひとつが、
無意識に「他者をイライラさせる」ところです。

ひとりで勝手に諦めたらいい話なんですが、
諦め癖を使って他者との関わりを持つのも特徴だったりします。

「ここまで頑張ったんだから諦めるなよ」
「もうちょっとだよ、応援してるから諦めるな」
「君なら絶対出来ると思ってるよ」

なんていう自分に対する他者からの期待が、
うれしかったり重荷になったり。

しかしもし他者の期待に添って諦めず頑張ったとしたら、
他者をイライラさせることはありません。

なぜイライラさせるかというと、ちょっとゲーム感覚かもしれませんが、
他者の言う通りにしないことで、
自分が有利にコントロールしている感覚になれます。

もちろん無意識ですが。

より自分に対して何らかのアクションを起こさせようとするんですね。

ここに変な快楽を感じてしまったりします。

そして諦め癖のある人の共通するもうひとつが、
自分自身が楽な方にシフトしてしまうというものがあります。

いわゆるストレス耐性が弱い人です。
根気が無いとかやる気がないとか言われがちですが、
なるだけ穏便に自分に火の粉が降ってこないようにしたい平和主義なところがあります。

だからひと山越える前に諦めることで、平穏な日常を維持しようとして、
諦めることを習慣化した結果ともいえます。

自分が楽が一番なんです。
たとえ、諦め癖のある自分を卑下し嫌っていても、
そのネガティブな感情も、ある意味慣れ親しんだものなので、
自分にとっては未知のものより楽なんですね。

諦めないで頑張るって、どこかギャンブル的なものです。
だって、頑張ったところでうまくいくかどうかわかりませんから。
そういうギャンブル的なものに快楽を覚えた人ならいざ知らず、
もともと変化を好まずもめ事も嫌いなタイプは、
どうしても最後の一歩が出なくなります。

もし、「諦め癖」を続けることがしんどくて諦めたくなったら、
習慣化した癖を直せるチャンスかもしれないですね。


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おりーぶ
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