Cypress サイプレス〜変容と再生〜
WOTEの サイプレス
私のお気に入り精油のひとつです。
サイプレスの香りは、神聖な森の中のように
瞬時に場を変えてくれます。
私の個人的感覚では、戸隠神社や諏訪大社の御神域の木々の中に立ったような感じです。
すっっと真っ直ぐ天に伸びる爽やかさと
甘さと優しさを含む、瑞々しい香り。
WOTEからは
「非常にスピリチュアルで愛に溢れている」。
確かに愛に溢れている。
また精油の瓶には
“winds of adversity to love and clarity”とあります。
逆境を愛と明晰さに変容させる感じでしょうか🦋
加えて、東洋医学の視点からみたサイプレスも大変興味深いので下記シェアさせていただきます。
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サイプレスが薫香や薬に使われた最初の記録として、棺に入れられたことが古代エジプトのパピルスに記されています。古代ギリシャ人はこの木を死と永遠を支配する地下世界の神、ハデス(ラテン名プルト)に献上しました。地中海沿岸一帯の土地にサイプレスが植林されているのも慰めの源としての象徴です。
東洋医学的サイプレスの主な効用は、血の循環を活性化し、調整することにあり、月経痛や月経過多症など月経の諸問題にも役立ちます。
気の循環も助けるので月経前緊張症候群や喘息などにも良いと言えます。
また、サイプレスの心理面への作用は際立っており、
深く影響を及ぼす精油のひとつです。
ウッディなサイプレスの香りま気持ちをまとめ、安定をはかります。
同時に針葉樹特有の新鮮な辛味と気血の循環を促す作用は、心に訪れた転機と現実の変化の両方と関わることを可能にします。
サイプレスの霊的な作用は、私たちが困難な変化と向き合い、受けとめるようにさせてくれるのです。
まさに内側と外側から働きかけるのです。
「受け止めてー流す」
認めて、放棄する過程を励ますことによって、サイプレスは肺が蔵する五神の「魄」を強化します。良心の呵責を手放し、楽観主義を浸透させることによって、サイプレスは人生の流れに乗って生きる助けになります。
占星学で心の変化の象徴とする神プルトに献上されたということも、サイプレスと内側に生じた再生とのつながりに説得力を与えます。プルトとサイプレスの関係は変化を阻止する「恐れ」を発掘する能力を表しています。
そのため、この精油は新しい方向を懸命に模索していても、それと同等の強い欲求不満をもつ精神状態に向いています。
こうした欲求不満は隠蔽された自己不信に生じることがよくあります。
道を切り開き、忍耐力を強化することによって、サイプレスは感情を封じ込めたエネルギーを解き放ち、抑圧と拘束を受けた感情を認識させます。
(-参考:スピリットとアロマテラピー)
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サイプレスも変容と再生の精油🌲🦋
森林調の気持ちの良い香りなので
部屋に香らせるのもおすすめです。