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メモ・読書感想

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学習したことをまとめた記事と読感。
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2024年10月の記事一覧

読感②:『変身』

※元々10月19日の日記として書こうとしていたものを読感に仕立て上げたので、日記的な部分もありますが、主題は『変身』の読感になるのでマガジン「メモ・読感」に振り分けておきます。 今日は全く気分の上がらない日だった。曇天のくせしてやけに暑い。ところによっては雨すら降りだす始末と聞いているから、こういった日は家に引きこもっているに限る。 じゃあ引きこもっている間に片付けなければならない用事を片付けるだとか、有意義な自己投資みたいなことができたのかと言えばそんなこともなくて、一

読感①:『論理学 考える技術の初歩』

感想の前に背景 『論理学 考える技術の初歩』という本を読んだ。9月28日の日記で述べた通り、この本は秋のkindleセールで500を切る安値で売られていた。その安さとタイトルの響きに惹かれて買い、読んでみた。 自分はあんまりこの本について買う前のリサーチをしなかったので、てっきり論理的思考のハウツー本的なものかなと思って買った。実際それはある程度正しいのだけれど、この本はフランスのエティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤックという哲学者が、ポーランド政府の要請を受けて著した論理

メモ:動乱時代(ロシア)

この記事はタイトルにもある通り学習上作った資料みたいなもの。旧アカウントでは近いことをしていたけど、本稿はバルカン史でもないし、理解度がバルカン史以上に浅い状態で学習のために書いているので、あんまり正鵠を射る説明をしていない可能性がある点に注意。いちおう読んでいる資料は良いものなのでロシア史に興味がある諸賢は目次より参考文献欄を参照するべし。関連本を読んで知識がついたら随時更新するつもり(つもり)。 リューリク朝断絶からシャホフスコイ蜂起までゴドゥノフの治世 ロシアに中央