大きな目標も実現可能にする「100分の1プランニング」
「大きな目標は分割しよう」みたいなアドバイスがありますが、結局分割するのが難しい、めんどくさいのでやってない人も多いでしょう。
こういうのは実際にやってみて自分なりに感覚を掴んでいくものなのですが、それでもある程度のガイドラインがあったほうが取っつきやすいのも事実。
ということで、今回は「100分の1プランニング」についてやっていきましょう。
スモールステップで取り組む
大きな目標は達成するまで時間がかかりますし、ほとんどの人は挫折するか、最初から取り組もうとすらしません。
なので、スモールステップで取り組むことが非常に重要です。
大きな目標を分割して、すぐに達成できる小さな目標をたくさん作り、少しずつ前に進んでいく、これが目標達成の基本となります。
人間の脳は計算が苦手
「この本を一冊読め」「2時間勉強しろ」と言われた誰しもが抵抗を覚えます。
ですが「まずは3ページ読め」「1分間勉強しろ」と言われたらできそうな感じがしますよね。
こういうふうに分割ができたら大丈夫なのですが、人間の脳はわかっていても見た目にだまされます。
分厚い本や2時間という長い時間を提示されると、その瞬間に必中効果で嫌になるのです。
だからそこを乗り越えて見た目を小さくしていくことが必要なのですが、ここでも面倒くさいし、どれくらいに分ければいいのかわからないという完璧すぎも発動してきます。
100分の1プランニングのやり方
ここで「100分の1プランニング」の登場です。
名前でわかると思いますが、とにかく100分の1に分割してみようというテクニック。
やり方は簡単です。
STEP1:「実現したいこと」を数値目標に変換する
例えば、大学受験の勉強をするのであれば、赤本が何ページあるのかを把握します。
仮にここでは300ページとしましょうか。
STEP2:100分の1にして、それを小目標とし、すぐに実行する
ここで100分の1にしますので、3ページですね。
「今日はこれだけをやればいい」と考えて、今すぐ勉強してください。
これだけです。
ここで大事なのは100分の1という数字にこだわる必要はなく、自分がすぐに判断できるような数字ならなんでもいいです。
100分の1っていうのはキャッチーで非常にいいと思いますが、例えば、1000ページ近くある本を読もうとしたとき、100分の1は10ページとなり、本を読むのが苦手な人にとってはけっこうハードルが高いでしょう。
大事なのは
大きなタスクが目の前にあるときに瞬間的に分割しやすい数字であること。
すぐに取りかかるのに負担が少ないこと。
が重要です。
僕がよくやるのは、まずは大きなタスクをいったん半分にし、それから100分の1プランニングを使いますね。これなら200分の1になりますので、まあいい感じに分割できます。
実際の活用例
僕がやっている活用例を紹介します。
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