見出し画像

HSPでも共感って難しい

こんばんは。おかゆです。
転職や副業、独立など働き方を見つめ直す際に活かせる自己理解サポートを行っています。

私個人の特徴的なところとしては、HSS型HSPとMBTI(公式)のINTJを自認しています。共感もするけれど共感優位ではなく、解決思考が強いな、と思う日々です。

実際、共感よりも解決が先行してしまうところが悩みでもありました。


共感と解決のすれ違い

男女間での課題としてよく聞くお話ですが、女性は共感を求め、男性は解決したがる傾向があります。悩みに対して寄り添いを求めている女性に対して、男性はその解決方法を伝えることで関わろうとする。それが、女性としてはしっくりこない。男性は良かれと思い伝えたのに反発されて不服。そしてぶつかったり悲しんだり、ということがある。

私自身は、共感されたい女性側の気持ちもわかるし、解決思考先行の男性の気持ちもわかります。使い方はシーンにより変わるかな?割合としては、解決思考がよく出てくるなと、実感しています。

すれ違いをなくすには

相手が「相談に乗ってほしい」「あなたならどう考える?」と言葉にしたうえで、こちらの意見を伝える。私視点ではこう思うけど、あなたの個性だったらこれがしっくりくるのではないかな、と伝えるのがすれ違いがないかなと、思っています。

「相談に乗ってほしい」だけだと、ただ聞いてもらうことで整理したい、受け止められたい、という場合があるので、あまりにこちらの意見を出してしまうと不一致かもしれない。その時は共感と受容を意識する。

もし家族間やパートナーなど親しい人同士での関りの中であれば「聞いてほしい」「意見がほしい」のカードをつくって、今日はこっち、と渡した前提で話すのもいいかもしれません。ちょっとゲーム感があって気持ちもほぐれるかもしれない。

共感スタイルがいろいろある

近頃、共感にも色んなスタイルがあると思いました。

自分が知らない感情に対しても
「そう感じられたんですね」「私もその状況だったら辛いと思います」
という、自分と相手が同じことを共有している一体感のある共感。
相手視点の共感、ともいえると思います。

自分が近しい経験をしていて
「その気持ち、わかる」
という、類似体験による共感。結果、相手視点にも近づける。

私は前者の共感が苦手で、後者のスタイルをとることが多いです。

きっとHSPさんは前者の、相手を深く受け入れる一体感のある共感が得意なのではないかなぁと思いました。なので、自分が経験がないことに共感できない…!ということに対して、自分は共感力ない…?と悩んでいました。

*タイトルの「HSPでも共感って難しい」というのは、若干主観の入った表現になり迷ったのですが、ストレートに出してみました。「HSP=共感力が高い」というのはHSPの定義であるDOESに含まれる概念ではあって、自分なりにそれが欠如している感覚になり悩んでいた、というチョイスでした。

共感が苦手なことを認めた

相手視点の共感が苦手な自分。それも認めることにしました。

共感というのはとても大切な感情であるけれど、相手を受け止める、大切にする、という方法は共感以外でも実現ができると思ったからです。
それが私の「解決思考」と「類似体験による共感」。

解決思考は、未来の可能性を提示する。これが相手にとってなにか気づきやきっかけになるかもしれない、という想いで伝えています。ただ、求められていない時もあるし、私の主観でもある。そこは、きちんと状況や相手の状態を見た上で。

類似体験による共感が、とても多いです。例えば、転職での苦労、仕事の挫折、自信喪失、HSPの敏感さによる辛さ、周りに理解されない孤独、自己開示の難しさ、愛着形成への悩み。

(私は相手視点の共感は苦手だけれど、積み重ねてきた様々な経験によって「類似体験による共感」をたくさん獲得してきたから、解決思考と共感が共存しているのかもしれない。という自己理解のひらめき)

相手が気持ちを整理したい時は聞くに徹するし、受け止めることもする。その使い分けは見極めていきたい。

相手視点の共感が苦手なことで、今まで取りこぼしてしまったことがたくさんあった気がします。後悔することについてはきちんと反省して未来に活かし、後悔ないことについてはそのままゴーマイウェイでいきます。

大事なのは、相手の気持ちと思いやり、そして自分にできること。
大切な人や支えたい人の気持ちには、自分なりの共感を示していきたい。

同調圧力やよくわからない強制共感トークはスルーして、気ままに生きていきます。

あなたの「トリセツ」を言語化しませんか?

私は落ち込んだ時やうまくいっている時、自分の特性や価値観から「なぜそのように感じるのか?」を振り返ることで、ありのまま過ごせています。このとき、ストレングスファインダーというツールを使っています。このツールは、個人の強みや特性を深く理解するのに役立ちます。おかげで逆境からの回復力がつき、自分の可能性を引き出すことができるようになりました。

あなたの「トリセツ」を言語化するきっかけとしてこちらの記事をご紹介しますね。新たな発見に繋がるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまたお会いしましょう!🐧💨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?