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「現代俳句」2024年12月号を読む。
「現代俳句」を読む時に、感銘句に印をつけています。
そのうち、特に面白かった感銘句を勉強のためにご紹介したいと思います。
列島春秋
湯たんぽを押しやる後ろめたさかな
川村 英幸
行く年や真つ赤なリボンで結ひませう
塩貝 朱千
風を詠む
おでん煮て平常心を取りもどす
飯田春紅庵
一年は早し眠れぬ夜は長し
小髙 沙羅
吾をまた突き抜けてゆく十二月
相澤 泰子
セーターの毛玉取ってる午後三時
岡谷 栄子
幾重にも夢を並べて山眠る
髙村 蔦青
特集・永年会員記念作品
枯草に寝転び明日を信じたし
中井 之夫
人間をやめられなくて大根蒔く
金井 令子
カフェラテのうさぎはやがて春の雲
河原 珠美
図書館俳句ポスト
猫よりも長生きせねば野分あと
今野 淳風
ラストオーダー全員が松茸飯
梅田 ひろし
長き夜のジグソーパズル一つ欠け
浅野 浩利
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