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珈琲のある生活

コーヒーが好きだ。ほぼ毎日コーヒーをドリップする。
出張用にミルとドリッパーとドリップケトルが一つになったマグボトルを購入したから自宅じゃなくても、いつでも挽き立てのコーヒーが飲める。無敵だ。

ホテルの部屋で気軽に挽ける
なかなか優秀なセット。アウトドア用かも。

でもそんな事は他人に自慢げに語ったり、誇る様なことではない。
当たり前だ。

でもある時ポロっと知人に喋っちゃったんだ。
会話の流れで。ついうっかり。しかしかなり詳しくね。

行きつけの珈琲店で豆を選んで、焙煎してもらって家に帰ってすぐに好きな器具使ってハンドドリップで入れるのが一番好きってね。

サイフォンはそんなにはヘビロテしない

するとその、
(これといって仲が良いわけではない)知人はこう問いかけてきた。

「ふーん、水は何を使っているの?」

自分は若干の違和感を覚えながら答える。

「水道水をそのままケトルで沸かして使っている」

するとその、(もしかしたら元々そんなに好きじゃ無かったかもしれない)知人は驚いた様で声のトーンを上げた。

「えーっ、それほどこだわっているなら水にも拘らないとダメじゃん!」

自分 「ん?」

するとその、(俺、この人はやっぱり苦手!な)知人は

「水道水なんかダメよ、ミネラルウォーターにも色々あってさ、、、、」

語り出したよ。。
適当に相槌を打って何とかその場を切り抜けた。

そもそもさ、コーヒーに対するこだわりなんてそんなにない。
絶対に譲らないのは入れる直前に豆を挽く事くらいか。あとはそこそこお気に入りのセットでいつもの手順で淹れるだけ。
それはこだわりというよりルーティーンだ。
そのルーティーンの中に水という項目はない。そこにある水でいい。

人の毎朝のルーティーンに文句言うような輩とは。。。もう会わなくても良いや。


映り込む雲が好き

ルーティーンをスムーズにこなせば、毎朝少し(時としてとても)幸せになれる。

確かにもっと今より材料も器具も厳選すれば、さらに美味しくなるのかもしれない。でも今くらいの味と小さな幸せでちょうど良いのだ。コストを考えても。

あとはどの国の豆にしようかなと考える、店先での時間があればいい。そして自分の好みを知り尽くしてる珈琲店の店主にお願いする。

ローストはいつも通りマスターのお勧めで。

帰ったらすぐ淹れよっと。




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