揺れるを楽しむ話
揺れることが嫌だった
恋愛ドラマとか小説とか
気持ちが揺れて
いま?!ってところでまた来週
とかすごい焦らされて
なんだか凄く疲れる
現実世界を生きているだけだって
こんなに疲弊しているのに
なぜわざわざそんな揺れに行くのか
ってかれこれ10年以上は思ってた笑
社会人になってから
ちゃんとドラマを見たって
ほぼ無いんじゃないかなぁ
でもそれが最近
揺れるを楽しむっていいなぁと思えてきた
そう感じられた自分が
とても良い感じで好きだ
嫌なことがあったなぁも
楽しいことがあったなぁも
待ち遠しい何かを想う私も
恋焦がれる感情も
みんな揺れていて楽しい
この楽しいって思えるかどうか
が1つの私のバロメーターになるなと
わかったので記録としてメモ
私の楽しいは
第三者の視点から揺れている私を見ていること
喜怒哀楽
一瞬足りとも同じ私でいない私
なんて面白いんだろう
これは椎名林檎さんのライブ映像を
映画館で改めて見返して気づいたこと
浮いたり、沈んだり、また浮いて
なんて激しいんだ
と思っていたら、これ私じゃんって。
そうしたら可笑しくなって、可愛らしいなと思えた
この今の心の状態はとても良い
私の感じる諸行無常
ベランダに咲いている千日子坊が
西風を受けてゆらゆら揺れている
冬の入り口の日差しに照らされて
長くなった影が室内に伸びている
ゆらゆら
揺れなければ楽しくないじゃない
揺れることを恐れなくていい
楽しもう
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