見出し画像

【せんせいのつくり方】 ワーク4:先生としての「わたし」と「わたし」自身

※このノートは「せんせいのつくり方」(岩瀬直樹・寺中祥吾著)のワークへのこたえをまとめてみるマガジンの一部です。これまでの記事はこちらのマガジンからご覧ください。

一緒にワークに取り組んでくださる方も絶賛募集中!

今回から、ワークにカードを使用します。以前のワークにあったマドマドの進化版ようなかわいいやつです。
本来購入した方向けなので、ここで紹介して良いものか悩みましたが、カードは出版社のHPからダウンロードできるようになっています。

言葉ではなく、イメージを出発点にして語るというのは発想が広がっておもしろいです。

それでは、中身にいきましょう。

先生としての「わたし」と自分自身としての「わたし」はどんなふうに向きあっていたり、重なりあっていたり、または距離をおいていたりするのでしょう。このワークでは、カードを使って、その関係性について考えたりします。
(1)先生としての「わたし」と、自分自身としての「わたし」の関係について近いイメージのカードを1枚選んでください。選んだカードの番号を下記に書いてください。

(2)なぜそのカードを選びましたか?選んだカードについて、どんなイメージなのか、説明してください。

大きい方が先生としての「わたし」で、小さい方が自分自身としての「わたし」です。お互いに「ありたい姿」であれているかを、見合っている感じのイメージです。
それぞれが完全に一致するわけではなけれども根っこは同じなのです。でも、仕事中は、先生としての方が力を持っていて、自分自身としての私は少し遠慮をしています。互いを意識するあまり、外のこと・ものと向き合う意識が弱くなってしまうこともしばしば。

(3)いまのこの状態はあなたにとって心地がよい状態ですか?それともそうではありませんか?それはなぜですか?

心地がよくないわけではないけれども、なんだか疲れてしまうこともある、そんな感じです。
先生の「わたし」は「こうあるべき」が先行して行動しようとしているのに対して、自分自身としての「わたし」は、言ってあげたいことが言えなかったり、立場でものを言ってしまったりしたことを、あとから後悔することがあるからです。

(4)そのカードの関係を変えていきたいとしたら、どのように変えていきたいですか?言葉で説明しても、新しいカードを選んでもかまいません。また、二つの関係が変わることは、あなたにとってどのような影響がありそうですか?

カードで言うと⑧です。

お互いが同じくらいの大きさで存在していて、一緒に外を見ている。それぞれの考えを総合して考えて、行動してけるようになったら良いと思います。自分自身としての「わたし」にも遠慮させたくないというか。

それによって、子どもたちともう少し、同じ一人の「人」と「人」として、向き合っていけるのではないかと思っています。そうしたらもっと立場を超えてつながるというか、学校を卒業しても、大人になってもずっと関係を続けていきたいと思えるようなそんな関係が築けるような気がします。

わたしとしての根っこと、仕事として、プロとしての根っこをていねいに見つめてみること。言葉にしてみること。そして、磨きつづけることが出発点だ」と筆者は書いている。

もう一つ、「学校だけでなく、いくつかのコミュニティに所属していろいろな『自分』があることが、わたしとしての根っこを磨く」とも。

これは先生に限らず、仕事上でのわたしやと自分自身としてのわたしなどに置き換えて考えてみることもできそうですね。

いいなと思ったら応援しよう!