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「お梅は呪いたい」は役に立つのか

今日は選挙にいって、その足で醤油工場の見学に行った。さっそくお土産のスペシャルソイソースのためのお刺身もたっぷり買った。ハマチとカサゴだー!!愛国ココに極まったという感じだ。オレの税金で銃弾買ったら承知しねーから!

発酵しているねー。

呪いの日本人形の小説を読みました。
わたしは心霊スポットには積極的にいく。オカルト的に禁忌とされてることは積極的にやる人生だった、結果的にいま呪われてはいないからラッキーだ。
そんなオカルト好きなわたしでも、さすがにいわくつきの日本人形を家に置くのは無理だ。安らげる場所にはノーサンキューだ。絶対玄関をまたがせたくない。


お梅は呪いたい

古民家の解体中に発見された謎の日本人形。それはかつて戦国大名を滅亡させた呪いの人形お梅だった! 興味本位の底辺ユーチューバーに引き取られたお梅は、早速彼を呪い殺そうとするが、500年のブランクは長すぎた!? 呪いが効かないどころか、お梅の心霊動画がバズってしまい……果たしてお梅は無事に現代人を呪い殺せるのか。笑いと涙のオカルトハートフルコメディ!

本の紹介

呪いの人形が語り手という斬新さに加えて、どうにかこうにか、人間を呪い殺したいのに上手くいかない失敗談が可笑しく、ストレートにファニーに面白かった。
ハートフルコメディと紹介されていて、なるほど、と思った。
ファニーなので映像化されそうな予感も感じたり。

小説の中で映画鑑賞をしていた主人公(日本人形)が、キラードールのトップオブザトップ、「チャイルドプレイ」に向ける批評が印象的だった。

Huluで配信してるチャッキーのドラマ、なにから何まで完璧だよなぁ。

文学で笑わせるって、超ウルトラ凄いと思う。
怖すぎてウケるとか、ダイナミックすぎてウケる、無茶苦茶でウケる、ロマンチックすぎてウケるとかはあるけど、ファニーでウケるってなかなかないもの。

思い出そうと、考えてみると 綿矢りさ さんの「嫌いなら呼ぶなよ」もファニーだった。
嫌われてるなら呼ばれたくない、超真理。

「成瀬は天下を取りにいく!」のワンエピソード。主人公の成瀬が髪の毛は1ヶ月で1センチ伸びるのは本当なのか?を検証するために丸坊主にして、1年たったら12センチになってるからを検証するって野心がファニーだったことも思い出した。
これも、実写化やアニメ化されそうな小説だ。

ファニーなウケる本があれば、ぜひ教えて欲しい。読みたい。

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