「お梅は呪いたい」は役に立つのか
今日は選挙にいって、その足で醤油工場の見学に行った。さっそくお土産のスペシャルソイソースのためのお刺身もたっぷり買った。ハマチとカサゴだー!!愛国ココに極まったという感じだ。オレの税金で銃弾買ったら承知しねーから!
呪いの日本人形の小説を読みました。
わたしは心霊スポットには積極的にいく。オカルト的に禁忌とされてることは積極的にやる人生だった、結果的にいま呪われてはいないからラッキーだ。
そんなオカルト好きなわたしでも、さすがにいわくつきの日本人形を家に置くのは無理だ。安らげる場所にはノーサンキューだ。絶対玄関をまたがせたくない。
お梅は呪いたい
呪いの人形が語り手という斬新さに加えて、どうにかこうにか、人間を呪い殺したいのに上手くいかない失敗談が可笑しく、ストレートにファニーに面白かった。
ハートフルコメディと紹介されていて、なるほど、と思った。
ファニーなので映像化されそうな予感も感じたり。
小説の中で映画鑑賞をしていた主人公(日本人形)が、キラードールのトップオブザトップ、「チャイルドプレイ」に向ける批評が印象的だった。
文学で笑わせるって、超ウルトラ凄いと思う。
怖すぎてウケるとか、ダイナミックすぎてウケる、無茶苦茶でウケる、ロマンチックすぎてウケるとかはあるけど、ファニーでウケるってなかなかないもの。
思い出そうと、考えてみると 綿矢りさ さんの「嫌いなら呼ぶなよ」もファニーだった。
嫌われてるなら呼ばれたくない、超真理。
「成瀬は天下を取りにいく!」のワンエピソード。主人公の成瀬が髪の毛は1ヶ月で1センチ伸びるのは本当なのか?を検証するために丸坊主にして、1年たったら12センチになってるからを検証するって野心がファニーだったことも思い出した。
これも、実写化やアニメ化されそうな小説だ。
ファニーなウケる本があれば、ぜひ教えて欲しい。読みたい。