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「死の貝」は役にたつ

比較的新めの有明のショッピングモールに行った。
空間が大体に使われており、余白のあるモールだった。、、、もしくはテナントがいないのか?
わたしは本屋があればグイグイ入る。用がなくても入る。
同じく、【ご飯のお供】みたいなフラッグショップがあれば入る。瓶に入ってる海苔とか、食べるラー油とか。

その余白のあるモールで見かけて手に取った本だ。
寄生虫とか、微生物みたいな特集が組まれていてソコに置いてあった。
気になる。死の灰ではなく、、、貝!
本のカバーに書いてある本の紹介を見て、面白い内容という確約が取れた。
作者も名前だけは、存じている。

腹に水がたまって妊婦のように膨らみ、やがて動けなくなって死に至る――古来より日本各地で発生した「謎の病」。原因も治療法も分からず、その地に嫁ぐときは「棺桶を背負って行け」といわれるほどだった。この病を克服するため医師たちが立ち上がる。そして未知の寄生虫が原因ではないかと疑われ始め……。のちに「日本住血吸虫症」と呼ばれる病との闘いを記録した傑作ノンフィクション。

本の紹介

面白かったなー!そして怖すぎる。
お腹が水でふくらんで、パンパンで死んでしまう。
ひどい人は膨れ上がったお腹が鏡みたいに光を反射するという、もう皮膚が伸びきって水が透けているということだろうか。

田舎に根付く未知の奇病。わたしなら絶対引っ越す。
その土地にお嫁に行くときは、「棺桶をもって」と言われていたと、、、
嫁ぐな!が適切なアドバイスな気がする。

原因は土地の水!!!水に触れたら感染してしまうのだ。無理だよ。水とは戦えない!!

何かの本で、19世紀ロンドンで大流行したコレラの原因も下水があまりにも汚かったからとか書いてた気がする、水は生活なんだよなー。


下手なホラーより怖いフィクションだった。

、、、、わたしは「下手なホラーより怖かった。」という言葉が嫌いだ!!
あと、B級映画って言葉も嫌いだなー、下に見ちゃって、やだやだ。
B級映画って単語を口にする人ほど映画みてないじゃん。と思う、観てないことは悪い訳ではないし、観てたから偉い訳でもないが、何とどう比べてB級なのかを計れないではないか。

この話、わたしは初耳&衝撃だったのだけどインターネットでは有名らしく、Wikipedia三大文学と言われているらしい。
なんでも文化があるなー。

ノンフィクション系の本、久しぶりに読んだ。
面白かったから、オススメのノンフィクションあったら知りたい。

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