【誰もが無自覚に人を傷つける】明日カノから学ぶ!相手を傷つけないために必要な想像力とは
こんにちはおきたです。
最近読んだ漫画で「明日、私は誰かのカノジョ」というのがあるのですが、かなりリアリティがあり、学びのある漫画だったのでアウトプットとして残そうと思い、書くことにしました。全8巻なのですが、主に学びがあったというか自分が気をつけないとなと思ったのは前半パートの4巻までになります。それではいきましょう。
読んでくれないと、ぴえんだよ!
親は自分じゃ決められないランダム要素
最近よく聞く「親ガチャ」というワード。子供のある一定の方向性は親で決まる、とは言い切ることは出来ませんが、少なからず関係性もあるでしょう。
僕は現在、反抗期を終えつつあって親に対して感謝の気持ちを伝えるようになったのですが、振り返ると僕は両親には恵まれていたのかもしれません。
一時期は両親の仲が悪くて毎日ケンカをしているのをみて自分は不幸なのかなんて考えていましたが、最近は仲が落ち着いたようで特にそういうこともありません。仲良くなってくれてよかったです。
そんな中で注目すべきは明日カノのこの一コマです。
これ、ワンチャン僕言ってしまう可能性ありますね。マジで気をつけないといけないです。一見すると親を大切にしてるイイハナシダナーって感じなんですけど、全員が全員そうであるわけではないですよね。
そもそもこの発言の意図というか目的って「親を大切にしている自分、良いやつ」っていうことを周りに間接的にわからせたいとも取れますよね。
自分を産む人を選べるわけじゃないし、もしかしたらその人のせいで自分は深いキズを負うかもしれない。「親」というランダムな環境に対して、自分の価値観を押し付け、正義のナイフを振りかざすのはあまりよくないですね。気をつけます。
ランダムな環境に対して「こうだ」は意味がない
この女の子はレンタル彼女をしているわけですが、メガネくんは彼女に対して「どうしてこの仕事をしているのか?」と聞いて、さらに自分の”当たり前”を押し付けてしまいます。
想像力が足りていない…。
「うちはうち。ほかは他。」が適用されるランダムな環境に対しては「こうであるべきだ」「これが普通」という自分の当たり前を押し付けるのは意味がないでしょう。
そうした発言は相手に無理を強いてしまいます。
世間一般的にみたら「自分は普通じゃない。むしろ下に位置している」ということを自覚しているのは実際にその位置にいる人だけです。(下という表現をしてしまい、誠に申し訳ございません。)
発展途上国に行ったら価値観変わったとよく言う人がいますが、これまあまあ差別的な発言だなぁと今ふと思いました。
そして、苦労を知っている人たちは優しいことが多い。想像力の低い僕らに合わせて、ときには自分の苦労を否定するような嘘をつきます。
人間的に見ると、はたしてどっちが「上」なんでしょうね。
まとめ
今回は「相手はどう思うのか」ということに対してもっと想像力を働かせる必要があると思い、記事にしました。自分にとっては何気ない発言が、誰かにとっては人生を左右する、または深く心に傷が残る言葉の可能性は十分に有り得る話です。
目の前の相手を傷つけないために、自分の意見を言う際は「どの立場で」「何を思って」「なんのために言うのか」を意識する必要は大いにありそうです。そして、必ず相手をリスペクトして、どういう言葉を自分はかけてあげられるのだろうかと考えて、考えて、考えなければなりません。
世の中に断定できることはなくて、自分の正解は世の中にとって100%正解であるということは絶対にないということは強く感じました。
最後になりますが、主人公?の雪さんは本当にすごいなぁと思いました。僕が18のときもっとアホみたいなことしか考えていませんでした。きっと多くの人をそのアホな考え方で傷つけてしまったのかもしれません。すみませんでした。
はい、ということで以上になります。
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