書活322日目*学生諸君!それ、契約締結してますよ。
宿題(もしくは課題)は契約書である。
これ私の持論です、というか最近やっとこ整理して考えついたところ。
「なんで宿題なんかしないといけないんだよ!!」学生の頃の私は、もう毎日毎分毎秒思ってはぶんむくれてました。そういえば、いつか話題になった某ユーチューバーさん(当時は「くん」)のことの発端もこれでしたっけ?
やらなくちゃいけないから、やらないとダメ。これで私は納得しませんでした。強いて言うなら怒られたくないからやる、そんな感じなのでなんの生産性も産まないただの苦痛でしかありません。
世界には宿題をさせない国もあるのに…とさえ思っていましたが、これは小学生の間にのみ有効なのかなと思いはじめています。
小学生のうちは、とにかく遊べ!何はなくとも遊ぶべきだと思います。
ただ中学生になりましたら、勉学にも注力してほしいのが親心。義務教育もあと3年、次からは自由な選択ができるようになるわけです。
最近の流れでは、高校から大学までのルートが一般的な考え方ではありますが、そもそもは自由です。
絶対的学生でいられるのは、9年間のみ。6年間は遊ぶことで、人生の大半を学ぶことができるでしょう。それを糧に残りの3年を机上と実体験で学ぶと大人になった時の力になるはずです。
実体験は人間関係(友人や男女間の事柄)、自分自身の心の内など内面的なことを指していますので、ここでは割愛。机上つまり勉学に注目します。
学校内での勉強については、プロにお任せすることとしまして、家庭での声かけについてトライアンドエラーを繰り返している中1の母。
今日も今日とて「宿題をしなさい」と言いました。それが気に食わなかったのでしょう、眉間に皺を寄せて無言の反抗からの私の言葉の揚げ足を取りまくってくれやがりました(イライラ)
誤解だけはしてほしくないのですが、宿題=勉強ではありません。勉強は自らが取りにいかなければ身になりません。他人に言われても全く意味をなさないものでしょう。これは実体験をもとに話しています。
私の言っているのは「宿題(もしくは課題)」のこと。混同しやすいことについて私なりに考えた結果が「契約書」。
学生の本文は勉強です。なぜ勉強をするのかといえば、将来なりたい大人を実現させるためのいわば自己投資。
投資にはお金が必要ですが、それを親から借入れてると考えてください。親は子どもの未来に最大級の投資をしています。リターンは「我が子が笑顔であること」で構わないのですが、笑顔でいることとはどんな状況か?
充実した人生を歩んでほしいと私は思ってます。その充実感を得るためには、さまざまなことを学び吸収、それを社会へ回すことと考えてみましょう。すると学ぶこととは一体どんなことで、どういう風にすればいいのかを知らなければなりません。
この「どんな」「どういう」は、自分自身に見合ったものを手に入れるほうがいいでしょう。それを学生時代に実験実践研究のうえまた実験を繰り返していれば、社会人になった時に困らないはずです。
社会に出るとさまざまな契約を締結することがあります。この契約については、勝手に契約を結ばれることはなく、自分自身が納得のうえにサインを書くのか、捺印をするのかで結ばれます。
この契約、実は口約束でも結ばれてしまうこともあるってご存知ですか?まあ、言った言わないが発生してしまうので、紙やデータ化は必須ですね。話が逸れました。
つまり受け取れば契約は成立です。
宿題を先生から受け取った時点で、宿題をやることは決まりました。自宅にあるのであれば納得したと判断されますので、有無を言わずにやるしかありません。
受け取らなければやらなくていいってこと!?という方が一定数いらっしゃると思いますが、そういうことです。ただし、そこにはデメリットやリスクが発生することはあしからず。
我が娘は、宿題と課題を持ち帰っています。なので契約は成立、期日までに取り組むべきだと話しました。
学校でやってることは結びつかないかもしれないけれど、あなたが◯◯になりたい!そのための第一歩です。やるもやらないもあなた次第、だけどやらなければその一歩を逃すということですので、覚悟をしてやらない選択をすればいいと母は思います。
どうやら納得してくれたようなので、眉間のシワが消え、鼻歌まじりで宿題に取り掛かりました。もう余計なことは言わず、彼女が声をかけてきたらでいっか。頑張ってる我が子に冷たい麦茶とちょっとしたお菓子を用意しましょう、そうしましょう。
以上、現場からでした!!