
6冊目*東洋思想に学ぶ40代から人として強くなる法(田口佳史)
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四十惑わず…惑ってばかりですが、なにか
40代になったぞ!
と言うものの、年齢とはただの数字。良い方の表現でいう人もいるでしょうが、ここでは延長の数字として…変わらず。
40代が大人に見えたのは、すぐにカッとならない人とか話を聞く人だったと思う。さて私はどうか。導火線の短さでは一二を争う気がしてならない。
柳のような人でありたい、とりあえず45までにはその一片でも感じさせたいところ。
「吾、十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る」
これは、孔子の論語の一説。
聞いたことがあるような気がするけれど、な知識ということで初見としておく。
四十惑わず? いやいや、惑ってばかりだ。
人としての強さを磨き、
四十代からの人生を
太く、たくましくする。
この本のはじめに書かれたテーマだ。
少し自分を語る。
40になり自分の立場に危機感を覚えた。
扶養内パートタイマーのままで教育費どころか自分自身の養いすらまともに出来ないのでは…と。
しかし、就活を始めて、「売り」がないことに気づいてしまった。資格もない、これといった評価を得ていない。不貞腐れてもこれが歩んできた道なのだと人生で初めて「後悔をした」
後悔先に立たず。
40前半、先駆者たちの残してきたもので学ぼうではないか!!
東洋思想とはなんぞや?
歴史上出現した種々の思想を大きく2つに分類した時に、東洋由来のものを含むグループのこと。主に中東・インド・中国・日本などで現れた思想を指すことが多い。イスラム教の思想、インド哲学に源流を持つバラモン教や仏教の思想、古代中国の諸子百家の思想、儒教や道教の思想、朱子学や陽明学の思想、日本における国学や儒学などの哲学思想などを包含する。
ちょうど西洋哲学に興味を持ち、その外枠を読んでいたときだった。西洋の歴史よりも生まれ育った国が属する東洋の方が、なんとなしに身近な感覚がある。
まだ、哲学初心者の「なんぞや」レベルなため、両方の違いもしくは似通ったところが、読み取れてはいないが、東洋は人生観を、西洋は生と死とその向こうを考えているような気がした。
さて、東洋思想において感じたことは、時代は違えど皆悩みは同じ。と言うことだろうか。
あえて「惑わず」と残したということは、そうありたいと思う表れではないか!!
自分軸を作ろう!
人の物差しで測るわけではないが、先人の知恵はその軸の参考になるのではないか
・卑屈な人間にならない。
割と多用する言葉だなと、改めて思う。
その鉄則と言われるのが相手に「依存」しないということ。つまり我慢をしてきた、というのはそもそも責任逃れからかもしれない。言動に自信なく他人に委ねる、これこそ「依存」。ひやっとする一節だった。
・人生を面白がる
これこそが、我が人生の最大のテーマになるかもしれない。楽しいと思うことは勿論だが、なんだか大変なことでも感じ方次第ではないか。
学ぶ・果たす・楽しむのサイクルを回す、ということを作者の田口氏は勧めている。果たすとは、成し遂げるという意味だ。その道具として読書を強く押している。
本を読むことで、知らずにいた物事に触れる幸せな日々感じている。何かしらを果たすとき、より人生が濃厚なものになっているのではないだろうか。
それこそが「強さ」の秘訣なのかもしれない。
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