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48冊目*セルフコーチングで叶えるグローバルな生き方(ホイスラーアルビ 愛)

私の人生失敗ばかり…とつぶやいたそこのあなた。ちょっとまって!成功の反対は「何もしない」と書いてます、この本。

著者は、40代で自分を顧みた。
当時の彼女は、子育てと仕事のバランスがうまくとれずに不平不満ばかりを言いながらなんとか、毎日を過ごしていたそうだ。

一見、華やかに見える海外育児生活をしていても悩むことは同じなのだと少し安堵してしまった。

なぜ、私はそんな感情をまず最初に抱いたのだろう…。

がむしゃらに、目を離せばすぐに「危険」な方向へと突き進もうとする生き物を文字通り「身を挺して守ってきた」その人は、いつの間にやら成長し、手持ち無沙汰の時間が生まれてしまった。

さてどうしよう…。
友人は、有効活用し「何者」かになっている。
私はなれていない、まだ日々をこなすだけだと不安だった。

もちろん著者は、一念発起しプロコーチングへの道へ着実に歩みを進め、グローバルに活躍している方だ。

それでも、ここに至るまでの紆余曲折が、「今の私」が自分に問いかけている事と同じ事に安心感を覚えたのだろう。こんなちっぽけな悩みなんて誰にも言えなかった。

著作は、彼女の歩みを交えつつ、グローバルに活躍すること、セルフコーチングに着目している。

親子コーチングというものは、聞いたことがあるし受講したことがある。しかし自分自身と対話をして本音の整理をする方法は初耳だった。

ブツブツと反省会を繰り広げる毎日よりは、有効かもしれない。そう思い、彼女のサイトへ早速アクセスした。それと同時にコーチングという技法に大変な興味を抱いた。

今、私は自分の本音があまり見えていない。
今日食べたいものさえもよくわからないことが多々ある。

人生は選択の繰り返しだ。
上手いことを言うな、と思いつつもそれにもがいていた日々にいったん別れを告げて、本音と向き合えるきっかけになればと思った一冊だった。

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