39歳の転職活動(続き)

なぜWantedlyとビズリーチを使ったか

なぜかというと、私が入りたいのは面白いことをガンガンやろうとしているベンチャー気質の高い行動力のある会社ですので、そういった企業が多いであろう媒体を選定した結果です。

特にWantedlyややGreenのような企業側の準備カロリーの高い媒体で、頑張って、コンテンツを充実させていると言うこと自体が行動力のある証なので、一般媒体で、代理店に作らせた原稿で募集団形成している企業よりも、自身にとっては相性が良いと思っています。

ちなみに今回は企業人事と採用支援者2つのポジションで、スペシャリストとして活躍できる求人を探しました。
先に書いた記事で40歳以上は扱いづらい理由を書きましたが、自身においては経営幹部などよりも、組織力を持ってより質の高いHRサービスの創出を目指し、かつ自身ももっとスキルアップしていきたい、という欲張りセットな考えでしたので、メンバークラスで応募しても絶対に機能しない自覚をもって挑んだ次第です。

AMBI(&ミドルの転職)も考えましたが、やはり企業の中の人が公開されている媒体がいいなと思い、まずWantedlyからスタートしました。
あとはエンジャパンのサービスは読み込みが遅く使い勝手が悪いので(私だけかもですが)

アマテラスは登録したものの、資金調達しまくっている企業の内部で活躍するという想像ができず、あまりマッチした求人が見つからずに終わりました。

実はフリーランスでスタートした時もWantedlyを使用していたので、アカウントがそもそもあったということもちょっとはあるんですが、Wantedlyはメッセージから感じる企業の雰囲気が一般媒体よりもフランクなイメージがあること、加えて記事や動画リンクなどコンテンツが豊富なので、一番楽しんで使えたかもしれません。

反面、コンテンツがなかったり更新が2,3年前で止まっている企業からお声掛けいただいた際は、ああ、こういったことを任せる担当もいないんだなと、ある意味自身の存在価値発揮はできるとは思いつつ、ただそれくらいの努力はせんかいと思う自分もおり、後者が勝ってあまり惹かれませんでした。求職者って欲張りですよね(;´・ω・)

ただ、登録当初はスカウトが10件ぐらい来たものの、すぐにストップしてしまい、あれあれこのままじゃちょっとまずいかも、、、と感じ、自身も採用支援のプロジェクトでは80%以上の確率で使用していた、天下のビズリーチにも登録することにしました。

ビズリーチはさすがのスカウト流通量でした。
この年齢で、さらに経営者になってしまっている人間に対しても、なかなか多くのスカウトがあり、特にアイリスオーヤマさんやSHIFTさんからスカウトがあったのはめちゃくちゃ嬉しかったです。

その中でも5社に絞り、選考を進めました。
ただ今回は、ビズリーチではなくWantedly経由で入社を決めました。

どれくらいスカウトがあったか

基本スカウトを受けていたのはWantedlyとビズリーチそれぞれ1ヶ月程度でしたが、Wantedlyは14通、ビズリーチは32通と、やはりビズリーチの方が頂けるスカウト数がはるかに多い結果となり、ある意味今後役立つ検証にもなりました。

ただ、自身で応募したものの通過率は、なんと25%、、、( ;∀;)
ちょっとね、スカウトもらって調子に乗ってましたからね、結構ショックでした。
でも最初に書いたとおり、ほぼ40歳の特に大きな成功もしていない小さい会社の代表やってる人間なんて、もう癖しかないだろと思われて当然ですから、まあ納得ですよ(涙目

ただ、ショックは受けつつも確実に自身のような存在が必要な会社、そうではない会社の見分けがつく良い経験でした。

内定4社から選んだ会社と、その理由

その中でなぜサンクスラボという会社を選んだかというと、
「面接において私の経験への深堀ポイントが的確だった」
「認知バイアスにかかった人がいなかった」
「すべての面接官と互いに自然な笑顔で会話ができた」
という3点が理由です。

面接において一番きついのが、全く深掘りせずに多分ここまでしてくれるだろう、きっとすごいことを任せられるであろう、と勝手な思い込みで話を進められることなので、私という商品の価値をきちんと見極めてくれたことが(そして見極められる力を組織が持っていることが)自身にとっては非常に好感の持てるポイントでした。

いわゆる思い込みの激しい大人、さらに言えば様々な解釈が許されるシーンにおいて、自身の経験則や価値観だけで一方通行の会話を繰り広げる方が今回他社の面接において非常に多かったこともあり、ここについてはかなり慎重に見ていました。

まだ正式入社前ですが、内定承諾後からすでにMTGなどもさせていただいており、自身の判断に間違いはなかったかなと思えてはいます(まだわかりませんが)

あとはね、もうフフッと談笑できない組織で働きたくないという思いが強かったので、ナチュラルに雑談を差し込んでも乗って会話してくれることはめっちゃ確認してました。
人間関係が難しい組織はそもそもNGですが、
社外ではなく、社内で我慢が美徳とされる組織に存在価値はないと思っているので、その要素も探りつつの面接だったので、事前リサーチも含めて面接後は疲れ果ててました。

落ちた会社、辞退した会社

結局一次で落ちてしまいましたが、F総研はキャリア採用に厳しいことはわかっていたものの、一次の面接官の方がめちゃくちゃ印象悪く、子会社の採用支援やっていたこともありショッキングでした。
(完全にF理念に沿った人間しか必要としていないため仕方がないのですが、新しい挑戦は会社側が決めること、と断言されたのはがっかりしました。おそらく上の年齢の人間には、決められた役割を全うしてくれればヨシという考えがあるのかもしれません)
単純に面接官の人柄の話しっちゃそれ迄なんですが。

また、その他2社のベンチャーの最終面接においては、社長さんからのこんなすごい役員がいるなど自慢が続くシーンが多く、かなりしんどい思いをしました。
もう終わって返って即辞退連絡です。
※求職者側としても、企業側としても、「無い」と思ったら悩まず即伝えることが誠実な対応と思っています。

ただ自分で言うのもなんですが、真摯な姿勢で丁寧にお断りしても、いやいやもう一回考えてみて?と雑な振りで再検討を促すのは悪手でしかないので、せめてもっとグリップ頑張ってよと言いたくなります。
ここらへんで企業の採用力を実感しますね。

後は経営者やってたならわかるでしょ?となぜか経営者としてのプライドが残っているかを試したいのか、単にマウントを取りたいのかわかりませんが、謎の上から目線で、フェルミ推定も真っ青な「そんな情報量でわかるかーい」という質問をされたりで、社長の人間性のひん曲がり方が異次元すぎて流石にモウイイデスとなった面接もあり、今回かなり勉強させていただきました。

それとは別ですが、結局辞退したものの料理好きなこともあって選考に進んだ某元祖レシピサイト運営会社に関しては、創業社長と最終面接で会話したことで、アプリをアンインストールするに至りましたので、各企業の面接官は「採用活動」はサービスの印象にも関わる大事な広報の一つだという認識を改めて持っていただきたいですね。

もうリュウジさんのレシピだけでええわ!となりました。

今回の転職活動で学んだこと(総括)

あと一回続きます、、、<(_ _)>


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