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人生で大切にしたいX理論・Y理論


こんばんは!

塾長のおこめ先生です。

写真はピアノを弾いていますが、私はピアノが弾けません。w

今日は何をしていたのかも記録用にしておきます。

突然に英検2級の受験対策のご依頼をいただき、準一級の資格を持つ先生と相談をしながらカリキュラムを急ピッチに進め、英単語のテストを作成しておりました。

さらに、実は、個人事業主でもあるので、確定申告のためにレシートを集めて、入力を進めているような休日を過ごしておりました。

今日はせっかくのお休みなので、自分自身が根源的に表現したいと思えた学びについて書きます!


人間は怠け者か、働き者か。

それはX理論・Y理論です。

大学2年生の時に、経営学部の組織論の授業で出会ったX理論・Y理論というマネジメントの考え方です。X理論で考えるマネジメントとY理論で考えるマネジメントがあるということを学びました。

X理論・Y理論とは、人間観・動機付けにかかわる2つの対立的な理論です。X理論・Y理論は、1950年代後半にアメリカの心理・経営学者ダグラス・マクレガー氏によって提唱されました。

X理論とY理論とはどういうことかというと、

X理論は、「人間は生来怠け者で、強制されたり命令されなければ仕事をしない」という性悪説的な人間観です。

Y理論は、「人間は生まれながらに嫌いということはなく、条件次第で責任を受け入れ、自ら進んで責任を取ろうとする」という性善説的な人間観です。

今となれば、X理論が緊急事態ではX理論的な命令が必要となるマネジメントが必要となるのはわかるのですが、その当時の自分はX理論的なマネジメントをされることを嫌い。

誰しもが怠け者ではなく、どうすればいいのかわからないことや、なぜこれをしないといけないのかと納得がいっていないから真面目にできないのではないかと学校の行事(音楽会や文化祭)などで同級生を見ながら感じていました。

Y理論で生産性が上がる

実際に大学で学んだテキストでは、工場での実験でX理論の場合とY理論の場合で、生産性が20%ほど上がったというデータを見て、素晴らしい実践だ!僕もこのようなマネジメントを実施して、チームを率いて行きたいと強く想いました。

おこめ先生なりのリーダーシップ論

当時は大学生でプログラムを作るリーダーをしていることや教育野外活動のプログラムでのチームリーダーをしていたこともあり、どうすればY理論的なマネジメントができるのかと考えるようになりました。

私が小学校高学年のグループを担当していた時には、どんどんと情報を提供することと権限を少しずつ移譲していくことを実施していました。

なぜかというと、情報を与えられないと人は考えることができず、権限がなければ、考えることや意見することに意味を見出せなくなるからです。

例えばどういうことかというと、場所の情報、1日の流れ、道具のことなどを適宜共有することやメンバーに地図や時計を渡すことで、各自に役割を与え、チームへの責任や貢献できる機会を作るようにしていきました。

誰しも人は誰かに必要とされることや肯定されること、感謝されることで、幸せな気持ちになれると自分自身が感じていました。

なので、貢献してくれるたびに『ありがとう!』と伝えます。

いつしか自分自身のリーダーとしての役割が感謝することや相談を投げかけることになっていきました。もちろん、危険な側面やルールなども伝えることはしますが、理由もセットで伝えて、その危険を含めて何をするのかの決定権はグループに委ねるようにします。

さらに、グループをさらにグループであることを感じる、一眼となるために全体にできることがないかな?自分ならこれができそうと自分自身が先頭に立って、行動に移していきます。もちろん、強要はしませんし、説得もしません。

ビジョンは語りすぎると圧力になってしまうので、不自然になって『やらされ感』が出てしまうと考えています。それよりかは、遊びの延長のように自然と自分たちが貢献していて、気付けば感謝されているというところまでを実現するようにするとその行動やプロセスは子どもたち自身が考えて動いた成功体験となるので、今後にも活かされると考えていました。

具体的には、子どもたちが興味を持てば、これってお願いしてもいい?とか、これやってみる?と行った提案やお誘いはするようにしていました。チームの中で成功体験を得たメンバーは不思議とグループに関係のないことでも手伝ってくれることが増えていきます。

その行動は全体の活動の時間を生み出すことができ、全体の活動を円滑に進めることができるので、貢献することができ、感謝されることになります。

そういった次から次へとできることはないか。何をすれば、誰かが助かるかとか役に立てるのかと私自身が考えるタイプであることもあり、そんな行動はチームに拡がっていくのかもしれません。

だけど、それが元々子どもたちは手伝うことが嫌なんだし、いらんことしかしないという価値観でいれば、子どもたちの活躍の機会が奪われることになります。

最初は、X理論的な発想への怒りが始まり

本来は子どもたちが活躍をして自信を付けられるにも関わらず、大人の承認欲求を満たすようなことや大人の都合によって作られた時間割通りに動くことを優先させることに対して若かりし僕はムカついていたように思います。

自分が成長する機会をもらっていた

なぜそうなったのかというと、ずっとX理論的な考えを持つ人ではなく、Y理論的な考えを持つ大人に自分自身が権限を与えてもらい、活躍の機会をいただくことで成功体験や自信を持つことができました。

今起業してからここまで諦めずに続けてこれたのは、そんな経験があるからです。

きっと、あの時みたいにできるはず。

こんな機会を僕も提供したい。


そんな想いで起業して、事業を実施しております。


僕を育ててくれた大人に感謝です。

僕もバトンを繋げる大人になりたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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