雑考・日記・メモ「エビもタコもイカも感覚を有する。そんなの当たり前!と思う事を問う」
https://gigazine.net/news/20211122-lobster-octopus-crab-sentient-being/
この感性と言うのか何というのか・・・私には良く解りません。エビもタコもイカも感覚を持っているし、茹でられれば苦しいに決まっています。わざわざ科学的に証明しなければそれは文化にはならないのだろうか?
と、先ずは欧米文化に対するステレオタイプな批判をしてみて、次に私が考えるのは以下のようなことです。
「上記のような欧米文化のアニミズムへの歩み寄りを前にして、もとからアニミズムであった文化は『ほら見なさい。あなた方は私たちの方に徐々に歩み寄っているだけなのですよ。エビにもタコにもイカにも感覚があり魂があるのは当たり前じゃないですか』と優位な立場をとるだけであってよいのだろうか?」
という事。
一神教下の欧米文化が長い年月をかけてアニミズムに歩みよってきたことに対し、「ほら見なさい。あなた方は私たちの方に徐々に歩み寄っているだけなのですよ」という教え諭すような位置をとることは、お互いの文化を理解する事にはならないのではないか?
アニミズム文化もまた一神教文化を理解しようと努めなければならあいのではないか?
陸上トラック競技でスタートせずにそこにとどまり、皆どうせゴール=スタートに返ってくるのだからと言い張る、冷めた(覚めた)生徒(アニミズム)のようであって、果たして良いのだろうか。
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