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大洲市高校生チャレンジプログラム!事業計画について学びました

9月20日、6日目の高校生チャレンジプログラムが開催されました。前回のグループ分けをうけ、メンバーごとにテーブルで座ります。前半は、「事業計画について」を学び、後半は、日本政策金融公庫の門馬さんによる、「高校生ビジネスプラングランプリ」の紹介でした。

■タイムスケジュール

17:00 開始
   事業計画について
18:20 休憩
18:30 高校生ビジネスプラングランプリについて

■事業計画について

前回、決定したグループごとにテーブルに座って7日目の高校生チャレンジプログラムがスタートしました。
今回は、事業計画についてチャレンジプログラム事務局の濱田が担当。事業計画とは何かというところからお伝えしました。

事業計画とは、事業の計画を立てるとはふんわりとはわかりますが、では、事業計画とは誰のもの?どうして必要なの?というところを、受講生に聞いていきます。

それぞれ、
・自分の中で方向性の違いがないようにする
・自分たちを支援してくれる企業に、わかりやすく事業を説明するため
・やりたいことを見える化するため
・やりたいことを明確にして、人に設営するため

との意見に、「みんな正解です」と浜田。

これまで、短期間ながらもビジネスについて学んでいること、そしてしっかりと受講生の身になっていることがわかります。

「計画」といえば、きちんと遂行するもの、変えてはいけないものというイメージがあるかもしれませんが、浜田は、「事業計画は変えていってもいいものです。ただ、あやふやにするのはやめましょう」と伝えます。

複数の事業(アイデア)が合わさっているグループもあるため、1つの事業としてまとめることが少し難しい場合もあるかもしれませんが、しっかり明確に事業計画を立てようというアドバイス。

そして次に、
応援してもらうため、納得感のある事業計画を立てることの大切さ。
そして、事業計画の見せ方もレクチャー。
忙しい起業家などに事業計画を見てもらうとなると、大切なのは、
「タイトル名(プラン名)」と「概要」!!
「ここはこだわって!忙しい人は、ここしか見ません」と浜田。

その後、以前も学んだ
「カスタマーサクセス」について考えていきます。
A、どこの・何と何を組み合わせたものか?
B、どんな機能がある商品・サービスか?
C、顧客はどんな状態に変わる?切り替わる?習得できるのか?
D、顧客の潜在的な課題が解決され、どんな人生が手に入るのか?

この4つについてグループでディスカッションし、ワークシートに記入していきます。

さらに、
商品・サービスの概要も決めていきます。
・商品/サービスの中身
・単価
・月間販売数量
・月間売り上げ金額

次にせっかく考えた、サービスをどうすると顧客に届けられるかも考えます。
「私たちは、まず事業をするためのお金がないよね。じゃあ、どうやってみんなに知ってもらう?」と浜田の問いかけに、真剣に考える様子の受講生。

最後に、収支計画について。

基本的な考えとしては、
売上 金額-仕入金額 - 経費 =  利益(手元に残るお金)

事業をするには利益を出さなくてはなりません。
では、どうして、利益を出さなくてはならないのか?

ここでも、受講生の意見を聞いていきます。
・事業を続けるため
・次の事業に進めるため
・株主への配当金

など、様々な意見がでます。やはり、どの意見も正解◎。

その他にも
・事業の存続と成長のため
・不測の事態に備えるため
・雇用の拡大と維持
・競争力の維持・強化
・事業の拡大と多角化

などが挙げられますと浜田より付け加えられました。

■高校生ビジネスプラン・グランプリの紹介

そして、後半は、日本政策金融公庫の門馬さんから、「高校生ビジネスプラングランプリ」についてメンバーに紹介を頂きました。

今回で第12回になる、高校生のアントレプレナーシップを養う全国規模の大会で、年々参加件数が増加している注目のビジコンです。

過去、第1回目には「愛媛県立宇和島水産高等学校」がグランプリを獲得、第3回目は「香川県高松工芸高等学校」が準グランプリ、第11回目には「香川高松東高等学校」が優秀賞など、四国の高校も大健闘しています。

「皆さんも現在、考えているビジネスプランでぜひ、応募してみて下さい」とのことでした。


■最後に

次回は、11月16日(土)14時〜17時  事業計画の発表会です!

全体の講義としては2ヶ月期間があきますが、これからはグループワークが中心となります。

事業計画書発表会 参加申込フォーム

次回、皆さんがどのような発表をするのか楽しみにしています。





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