南インド旅 インドの駅の窓口と優しいお兄さん【旅行記】
2年前に南インド一人旅をした。
日本からムンバイで乗り継ぎ、マドゥライへ到着。
マドゥライ空港からタクシーで市内に着き、まずは次の目的地チェンナイへの夜行列車の予約と、今夜の宿探し。
インドの窓口ではとにかく時間がかかる、ということを空港の入国審査で学習していたので、荷物を背負ったまま先に駅に向かう。
チケット売り場は人でごった返していて、2つの窓口に長い列ができていた。並ぶこと30分。やっと順番が回ってきた!と窓口のおじさまに話しかけようと思ったら、両側から男性が来て、チケットを買おうと身を乗り出してきた。
外人だからって、女1人だからってなめないで!と、私も負けじと男性の間を割って窓口のおじさまに話しかける。おじさまが横入りしてきた男性を追い払ってくれて(素敵)、目的地と日にちを伝えると、はいはい分かった、じゃあこれ書いて!と、おじさまに申し込み用紙を渡された。用紙には名前、住所などなど項目がたくさんあって何を書くの?という欄もある。英語表記があるけど、よくわからない。
私が用紙と鉛筆を持って固まっていると、近くにいたお兄さんが「こことここ、あとこれ書いて。これでOK!」と教えてくれた(超良い人!)。無事に列車のチケットを購入し、お兄さんにお礼を言う。これでひとつ安心。
お兄さんは、え!?一人旅なの?泊まる所は決まってるの?と心配してくれる。
これから探すの。良いところ知ってる?と聞くと、家があるからホテルは泊まったことなくて分からない…と。そりゃそうか。
もう一度お礼を言って別れようと思ったら、ホテル探すの手伝うよ!とお兄さん。
いや、気持ちはありがたいけど…。これは要注意な展開?
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