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人生物語を俯瞰してベクトルを感じる

私たちは大枠の人生が方向づけられています。それは自身の魂の願い、という生まれる前に自分自身と約束したものが個々にあり、それを生涯を通じて学びながら己の魂を成長させたい、と決めてきています。その大筋の流れ、ベクトルをそれぞれにもちながら生きています。

魂が肉体に降り立った瞬間から、私たちはある推進力により突き動かされています。これはクラニオセイクラル・バイオダイナミクス(頭蓋仙骨療法)で言うところの、Breath of Lifeと呼ばれるもの。クラニオ・バイオの施術では、この気の流れを知覚しながら、潜在力が推進するタイドモーション(組織に流れる呼吸運動)に手を浸し、観察し、その浸透や身体の先天的知性である治癒力をサポートしていきます。このとき、私たちは静かで深い瞑想状態に入っていきます。自我が消え、潜在力の源泉、命の源に繋がっていきます。

話は逸れましたが、私たちは潜在的な推進力を生まれながらにもっています。またそのベクトルの方向づけに気づくために私たちは日常の生活を通じて、さまざまなヒントに出会っているはずです。そしてQUANTAが提供する各種リトリートや瞑想などのプログラムを通じて、自身の方向性みたいなものをうっすらと感じとり、なんとなくコッチなんだろう、と感じ始めている方々も少なくないのではないでしょうか。

ただ大きな枠組みは決まっていたとしても、日々の選択肢は私たち自身にすべて委ねられています。それは何を選択しても自由なのです。それほどまでに私たちは自分たちが生きる世界線を選ぶことができます。

さまざまな選択をしながら私たちは毎日を生きています。そして、幾つかの選択肢が目の前に現れたとき、どうかその時はあなた自身の心の声に従ってみてください。「私の人生にどんな流れがあったら面白いかな?」、「私の人生にこんなことが起こったら楽しいかも!」と、人生という大きな物語を俯瞰した上で、その大きな転機となるかもしれない選択を、心がワクワクする方へ舵を切ってみてください。

そのとき問われると思います。もしかしたら仕事が休めないかもしれない。仕事を失うかもしれない。お金が底を尽きるかもしれない。突飛な選択をして変な人だと思われるかもしれない。そんな不安や恐れが湧き上がることも少なくないかもしれません。期待通りの結果を得られないかもしれない、など成果への執着に気づくこともあるかもしれません。そんなときこそ少し自分自身に戻る時間を作ってみてください。ひとりの人間に戻る時間を。“私“だけと対話できるひと時を。世間の常識や集合意識などの概念に囚われることなく、自分自身と対峙できる空間と時間を与えてください。

そして心に問うてみてください。私が生きている意味はなんだろう、と。私が地球で感じたいと思っていたことはなんだろう。私の人生を鮮やかにしてくれるものはなんだろう。なんのジャッジも入れず、自分の心が求めていること。それは一体、なんでしょうか。あなたの心が求めているものは、なんでしょうか。人生にどんな物語があると、あなたの心は動くでしょうか。躍動するでしょうか。

私たちは魂の願いを叶えるための必要なリソースはすべて手に入れることができています。そのために進むべき努力、行動は伴うことが必要です。けれど願いがクリアになればなるほど、やるべきことはそこまで多くはないはずなのです。なぜならそれはあなたにとってはとても簡単にできること。生まれながらに備わったその力を、才能を発揮するだけだから。やらなくてもいいことを手放し、やるべきことだけにフォーカスしていく。少量のエネルギーで最大の影響力が生まれる。人生にアバンダンスを受け容れるときは、本来この相反するような現象が起こるものなのです。

話がやや逸れた気がしますが、、、忙しくて何かが追いつかない感覚があるとするならば、もしかしたらやらなくてもいいことにエネルギーを使っているのかもしれません。それは側からみると美しい大義があることであったとしても、魂目線では自我が邪魔している行為だったりします。自我を手放したとき、私たちの潜在力は目覚めます。魂の願いを叶えるためのエネルギーのベクトルを少し鋭角にしていくタイミングなのかもしれせん。人生物語のベクトル、そしてその角度を改めて感じてみてください。

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やまさきまりこ / 山﨑 真理子
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