やまさきまりこ / 山﨑 真理子

M5/QUANTA代表。変容の証人・観察者であり、リアル実践者。「この世で遊び、表現する」「渦(vortex)という生き方」 フランス生まれ。出版社に編集者として10年間在籍後、独立。2014年M5起業、2019年QUANTA創立。 https://m5tokyo.com/

やまさきまりこ / 山﨑 真理子

M5/QUANTA代表。変容の証人・観察者であり、リアル実践者。「この世で遊び、表現する」「渦(vortex)という生き方」 フランス生まれ。出版社に編集者として10年間在籍後、独立。2014年M5起業、2019年QUANTA創立。 https://m5tokyo.com/

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エネルギー循環のための器、ありますか?

ちょうど1年ほど前に書いた記事(『インボイス制度から感じること』)でも触れたように、これからの風の時代では私たちはひとりひとりが「消費者/taker」から「生産者/giver」になるのだと感じています。ひとりひとりが自立し、自分らしい生き方を叶えていっていい豊かな時代。 土の時代では、お金というエネルギーの循環を効率よくするために誰もが銀行口座をもっていたように、風の時代では誰もがメディア(オウンドメディア)を運営しているかもしれない時代。そしてSNSを通して横断状に繋がり

    • 人生物語を俯瞰してベクトルを感じる

      私たちは大枠の人生が方向づけられています。それは自身の魂の願い、という生まれる前に自分自身と約束したものが個々にあり、それを生涯を通じて学びながら己の魂を成長させたい、と決めてきています。その大筋の流れ、ベクトルをそれぞれにもちながら生きています。 魂が肉体に降り立った瞬間から、私たちはある推進力により突き動かされています。これはクラニオセイクラル・バイオダイナミクス(頭蓋仙骨療法)で言うところの、Breath of Lifeと呼ばれるもの。クラニオ・バイオの施術では、この

      • 家はあなたを写す鏡だとしたら

        あなたの家は、自分にとって居心地のいい空間になっていますか。循環の多い冷蔵庫のなか、日用品のあるチェストなどの引き出し、生活を支えるキッチンの作業台、寛ぐためのベッドルームまわり、家族が共に過ごすリビングなど、自分が暮らしやすいように調和がとれていると感じるでしょうか。 自分のなかに何か“不足”を感じていたり、もしくは何か“背負っていかないといけないものがある”と感じていると、生活のなかに荷物が増えていき、さらには人生における荷物が増えていきます。気づくと身動きがとれにくい

        • 願いを叶える具現化のエネルギー

          私たちは細やかなエネルギー体であり、それらエネルギーを放ちながら生きています。そしてそのエネルギーを周囲の人たち、社会、世界と互いに影響し合いながら生きています。誰ひとりとして、たったひとりで何かを成し遂げるものなどないのです。 私たちが願いを叶えようとするとき、今ある現実のなかで行動を起こすことはもちろん大前提ですが、どんなエネルギーを放つかによって大きく現実の動かし方は変わってきます。 もし既に在りたいヴィジョンを心に思い描いているなら、もし既に進むべきイメージを感じ

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        エネルギー循環のための器、ありますか?

          mariko magazine始めてみます🌿 🧘💆🏡🧑‍💻🎧🕺🍽✈🌴

          ホリスティック&スピリチュアルなメディア《QUANTA》として、この秋から会員制コミューン『holos.QUANTA』内にて新コンテンツが続々と誕生します✨👏題して《Q.tv》です。さまざまなメンバーが企画を担当し、それぞれが週1回ペース、ほぼ2日に1度更新、いずれ毎日更新のような頻度で展開できたらと動いています。 私の企画としては、先月のQUANTA. play earth in Baliにて、自分のSM(シャドームーン、通称“シャドムン”)が牡羊座12ハウスで「おしゃれ

          mariko magazine始めてみます🌿 🧘💆🏡🧑‍💻🎧🕺🍽✈🌴

          お金などエネルギーのブロックに潜むもの

          今までお金などのエネルギーについて何度か触れてきましたが(『エネルギー循環のための器、ありますか?』『お金というエネルギーを自分に使う練習』など)、エネルギーをブロックさせているところを細やかなレイヤーでみていくと人それぞれ本当に違うことに気づくと感じています。 よく星読みでいうところの豊かさや循環を表す「2ハウス」や「8ハウス」に課題がある方々が、私のこれらの文章を読んで参考になる!と感じていただくことも多いようなのですが、私自身にそれらハウスへの課題は大してないのです。

          お金などエネルギーのブロックに潜むもの

          痛みには反応ではなく、観察をしてみる

          ときに突風吹き荒れるかもしれない時代に突入しました。風通しがよくなり、私たちたちがよりよく生きるための本格的な準備が始まりました。 私たち自身の執着というものにメスが入るかのように、頑なになっている部分ほどに痛みが走るかもしれません。大胆な変革が起きるとき、私たちが現象化する世界ではまず人間関係やコミュニケーションにおけるハレーションが起こるかもしれません。何かしら必要な在り方に進むべく、風が吹いていたとして、その変化に直撃する私たちはときに痛みを伴うかもしれません。もしく

          痛みには反応ではなく、観察をしてみる

          どんなバイヤスを自分に与えていますか?

          そもそも「本来の自分に還る」とはどういうことでしょうか。 「自分に還る」とはどういうことでしょう。生まれてから死ぬまで、私たちが変わらず付き合っていく相手が「自分自身」です。そんな「自分」という器をもち、人間として地球に生きることで魂の成長を学ぶことに決めた私たち。 けれど成長の過程において私たちは自分に対して、誰よりも大きな偏見やバイヤスをかけていくのかもしれません。本来、完璧であるはずの自分自身に、ダメ出しをしてみたり、欠けているところにフォーカスしてみたり。既に当た

          どんなバイヤスを自分に与えていますか?

          神聖な扉とシンクロニシティの波(前編)

          2019年夏。父が他界した翌月に、まさか私が生まれ故郷であるフランスで2ヶ月ほど過ごすことになるとは人生とは完璧な流れで訪れてくれます。 娘が生まれる直前までハワイやバリ島、フランスへの出張が不思議と毎年あったのでパリは約5〜6年ぶりの訪問でしたが、子連れとなった身で知る彼の国は私が知らなかった側面ばかりを見せてくれました。あたかもすべてを受け容れるタイミングが整ったかのように。また生まれ育ったエリアに相当ぶりに訪れると、そこの環境があまりにも素晴らしく、記憶以上に心地よい

          神聖な扉とシンクロニシティの波(前編)

          目標を決めた瞬間、私たちは囚われてしまいがち

          私たちは長らく、目標を達成することがよしされる世界に生きていました。目標を達成し、それに基づく結果がでることがよしとされていました。学生時代から、そして社会人になってからも、私たちは何かしらを目指してきたかもしれません。結果を出すことは会社勤めでは当たり前かもしれませんし、「仕事をする」という概念上、それが常識とされてきたかもしれません。 けれどときにそれは私たちが、私たち自身で在る、ということから遠ざけてしまうことだったりします。目標に向かってプランを立てる。そこに囚われ

          目標を決めた瞬間、私たちは囚われてしまいがち

          生きるものへの癒しと愛の儀式

          2019年6月、癌を患っていた父が急逝しました。 その3日前、はからずも私たち家族は甥っ子の誕生日会と称して両親の家に集まっていました。自宅から通いでの治療を受けていた父と共に。まさかそれが父との最期のひと時となるとは知らずに。 けれどその日、何か内側から突き動かされるものがあり、私は朝から家を飛び出し、父と一緒に食べるためのお土産を買いに出かけたのです。その日のスケジュールを考えると朝から私がひとり出かけるのは効率が悪く、なぜそんな身勝手な行動をするのかとパートナーと口

          生きるものへの癒しと愛の儀式

          たくさん恥かいて生きてみよう

          2024年1月に、会員制コミューン『holos.QUANTA』内にて投稿していたブログをこちらでも公開します。ちょうどMOTOKOさんの「本来の自分を取り戻す“王の医学”アーユルヴェーダ講座」(2期)が終わったばかりなので。みなさんはどんな気づきがありましたか? * 自分自身との向き合いというものは、ひとつの出来事がどうかという点ではなく、一連の流れのなかにある波紋のようになった大きなサークルを描くように私たちのもとに届くものだなぁと常々感じています。 2023年12月

          たくさん恥かいて生きてみよう

          “ここじゃないどこか“症候群

          私たちは「自分との向き合い」というものを始めると、自分は“ここじゃないどこか”にいるべきなんじゃないか、という想いに駆られることが往々にしてあります。特に向き合いを始めたばかりの頃など、そんな感覚が湧き起こるかも知れません。 私も例に漏れず、“ここじゃないどこか”症候群に罹患していました。瞑想時に思い出したヴィジョンのひとつに、どこか海外にある見晴らしのいい高台、芝生が広がるその敷地のなかで、老若男女、さまざまな人種の方々と共に語らい合う、そんな一幕が見えます。お互いの叡智

          “ここじゃないどこか“症候群

          多面体でできている私たち

          恋愛相談が盛んだった20代。とある友人から相談を受けました。私の友人のひとりでもあったAくんのことが気になる、と。どうやら彼に適当にあしらわれた女性たちがいるという噂を聞きつけたらしく、言葉を選ばず直訳すると「Aくんが“遊び人”であるか知りたい」という相談でした。本人の潜在意識では他にもさまざまなブロックがみてとれたので、そこはいろいろあるなぁとは思いつつ、ひとつ確かなことは、誰かの噂ほど当てにならないものはない、ということでした。「その他大勢の女性にとって彼がどうか、はなん

          多面体でできている私たち

          色を纏うということ

          まさかの再び4週間ぶりの投稿です。2024年もまだ1ヶ月余りしか経っていないとは思えないほど濃密。というか時間感覚がずっと変な感じです。数時間が数日分の濃度に感じることも。うげっ。みなさんはどんな体感があるでしょうか。 * 2020年頃、自分自身に還るというプロセスの過程で、私は次第に鮮やかな色合いの服や靴などを身につけるようになりました。クラニオセイクラル・バイオダイナミクス(頭蓋仙骨療法)を学んでいたとき、講師の方が「ボディワークを深めていくなかで“色”を着るようにな

          自分への信頼を取り戻すタイミング

          前回、こちらで記事を投稿してからまさかの4週間もの月日が流れておりました。年も明けておりました。毎日投稿するぞ!と意気込んでいた私はどこへやら。気を改め、執筆に対して本気で取り組もうと心に誓うナウです。 * 不安や恐れ、疑念など、そのようなエネルギーが年始から高まっていると感じています。世に湧き起こる、さまざまな事象は私たちに何を伝えているのでしょうか。今まで見えなかったものが視えるようになり、感じなかったことが感じられるようになり、よりクリアに、より風通しがよくなる道筋

          自分への信頼を取り戻すタイミング